ワークライフバランス?
せどりとも本とも全く関係ない話題なのですが・・・
イングランドの有名審判が選手の休暇のためにカードを提示 という記事を読んで
ちょっと考えてしまいました。
選手は、家族との旅行やクリスマス休暇を取るために出場停止処分を利用しようとしていた
んだそうですが、
この選手は果たして悪い選手なのでしょうか?
プロフェッショナルとは、いかなるときもミッションに忠実
というのが従来型価値観で、親や子や配偶者の死に目にも会えず
葬式の日も試合に出る
というのがなんとなく美徳っぽく祭り上げられてきましたが、
そういうことが褒められて、皆そういうふうにしたほうが良いというのが
良い在りかたなのでしょうか?
上記の記事では、レッドカードを不正に出していたので
限りなくクロに近いのでしょうが、
そんなふうにしか休暇をとれないお父さんを持つ家族って
幸せなんでしょうかね。
プレミアリーグの選手ですから、そりゃあお金持ちなんでしょうが
休暇も家族と過ごせず、過ごそうと思ったら不正をしなくちゃいけないんですから。
家族と過ごす休暇は引退後に、というのも無理があるだろうし。
「仕事とプライベートはトレードオフ」 が従来型思考だとすれば
「仕事とプライベートのバランスをとろう」 という考え方が新しい(とされている)トレンド
ですが、どうしてバランスがとれるのか、その根拠がよくわかりません。
プライベートが充実すれば、仕事にも良い影響が出る
仕事をさっと切り上げることで、プライベートの時間を捻出する
などという話も耳にしますが、「本当?」
私は懐疑派です。