トラブルウオッチ | ネット古書店 シロクマ堂のせどり日記 

トラブルウオッチ

自分の仕事に役立てるという表向きの理由もありますが、


それ以上に面白いのが、悪い評価・普通の評価のコメント欄です。


今日もつい読みふけってしまいました。(以下、青字は私の感想です)




3(5が最高): 「返金すれば良いというものでもないと思います。もし、ご自分が購入者の立場だったらどうなのかを考え以後気をつけていただければと思います。」


厳しいお言葉。購入者の立場を考えよという主張はごもっともですが、Amazonマーケットプレイス出品者としては返金が精一杯の誠意というケースもあります。悪い評価ではなく普通だっただけ幸運、というケースでしょうか。



2(5が最高): 「発送の際の点検で、商品の不備が見つかったとのこと。出品時点で検品しておいて欲しかった。」


コメントはあっさりめですが、評価の数字が厳しい。

上記2つは、私もお世話になったことのある出品者に付けられたコメントです。この出品者は非常に丁寧で細やかな仕事をされる方なので、「これはひどいよ・・・」と同情してしまいました。



2(5が最高): 「三回目の催促でやっと連絡が来た。配達業者のせいにするのではなく此方の問いに答えるべき。在庫が無いのではないかと勘ぐってしまう。何れにしても問いかけのメ-ルには即返事をした方が感じはよいと思う。」

これは、2を付けられても仕方がないかもしれません。問合せやクレームには早く回答すべきという原則を再確認。


2(5が最高): 「プレミア価格なのかもしれないが商品の状態と値段に差を感じる」


プレミア価格商品は怖いです。出品者としては滅多に見つからない商品なのだからとコンディションには甘くなってしまうのでしょうが、購入者としては「高いんだから汚いのは無し」というお気持ちだったのでしょう。

プレミア商品のコンディションの表現は的確に!


3(5が最高): 「説明よりやや状態がひどかった」


「やや」ですか。1や2でなくてラッキーでした・・・



3(5が最高): 「注文から3日目に到着しました。ありがとうございました。」


ありがとうございました、というお気持ちの時はぜひ4か5をお願いしますしょぼん



1(5が最高): 「箱もなければ、カバーも破れている。これで何の表記もなく『良い』とはインチキだ。」

箱付き商品かどうかは、出品者にはわからないこともあるので、仕方ないかもしれません。

また、カバーの破れは(程度にもよりますが)Amazonのコンディションガイドでは「良い」に分類できるのでそんなに問題な出品ではなさそうですが、箱の件も重なってクレームになってしまったようです。ご愁傷様でした。



1(5が最高): 「在庫が無い時は削除しておいてください。ガッカリがでかいです。メールで評価しなくて良いと言うのは卑怯です。悪く評価してくださいとそちらから言うべきです。よって、1にさせていただきます。」


メールで評価を控えて欲しいと依頼したのがお客様の逆鱗に触れてしまったようです。在庫無しはやはり出品者の責任ですから悪い評価がついてもぐっと堪えるべきでしょう。



1(5が最高): 「品切れ」


・・・しかたありません。



2(5が最高): 「「非常に良い」と書いていましたがそんな状態ではなく、ページに破れもあり表紙もかなりよごれていました。」


コンディションが「非常に良い」だと同価格でも多少売れやすいものですが、こういう評価をもらってしまっては元も子もありません。ほんとうに「きれいだ」と感じられたものだけ「非常に良い」とするのが吉でしょう。コンディション表記は適切に



1(5が最高): 「商品届かず。連絡取れず。2週間を無駄にした。」


2週間音沙汰無しというのは、いただけません。



3(5が最高): 「届きましたが無事ではなかったです。 封筒が破れて書籍が折れてました。ビニールだけの梱包でしたので、不十分?」


無事ではなかった、という表現が ユーモアのある人柄をしのばせます。封筒が破れて書籍が折れるような配送は、どこの運送会社でしょうか。出品者より運送会社の責任を問いたいところです。運送会社が丁寧に荷物を運んでくれるという信頼がないと、文庫本一冊でもぐるぐるガチガチに梱包しないといけないことになってしまいます。届いた荷物が傷んでいたにもかかわらず3(普通)の評価にしてくださるとは、お優しい購入者でよかったです。



2(5が最高): 「本がタバコ臭くてたまらない。」


我が家でも喫煙者はいないので、タバコ臭のある本はとても気になります。ひどいものだと表面だけでなくページとページの間に臭いが染み付いてしまったような本もあります。高濃度の煙が充満している家に置かれたものだったのでしょう。そんな本を買ってしまったときは、ページを扇状に開いて扇風機の風をあててこもった空気を追い出し、脱臭剤を置いた箱に入れます。ひどく手間がかかるので、本当はそんな本は出品をあきらめるほうが得策かもしれません。



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