年末の繁忙期 | ネット古書店 シロクマ堂のせどり日記 

年末の繁忙期

忙しいのは私ではなく、ヤマト運輸のドライバーさん達。


朝は7時台から仕事をはじめ(朝、窓から外をみたらすでにクロネコカーが走っていました)


今の時期なら終了は夜の10時すぎとか。


そんな中、メール便の本をちまちまと発送するのはとても申し訳ないのですが


こちらとしても、注文のあった本は送らないわけにもいかず。


今年からうちに来るようになった I さんは、年末がはじめてのよう。


明らかに小パニックに陥っています。


いつもはスムーズに行うシール貼りも、「あれ、このシールどこに貼るんだっけ?」


と伝票をひっくり返しています。思わず「これ、ここですよ」と指差す私。


私がせどりを始めた頃から来てくれているNさんは、先日から風邪。


声がかすれています。


「Nさん風邪?」と聞くと「そうなんですよ」とかすれ声で答えたのが1週間ほど前


ですが、全然治る気配がありません。


忙しくてゆっくり休めていないのでしょう。



そんなふたりにスーパーで買っておいたチョコレートを、帰り際に渡すと


I さん(忙しくて仏頂面のときもある)は、パッと表情を明るくして


「おいしそう!ありがとうございます」。


Nさんは、「すみません…」と申し訳なさそうにチョコの箱を持っていきました。


感謝の気持ち99%と、ドライバーさんの憶えめでたくという腹黒い気持ちが1%の


チョコレートでした。