カラマーゾフの兄弟 | ネット古書店 シロクマ堂のせどり日記 

カラマーゾフの兄弟

2006年に、光文社古典新訳文庫の第一弾として、カラマーゾフの兄弟1  が発売されて
古典文学としてはかなりの売り上げになったことは、新聞等でも話題になりましたが、
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)/ドストエフスキー
¥760
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1978年に改訂版(って、30年も前ですが)になった、新潮文庫のほうも、けっこう頑張っています。


カラマーゾフの兄弟 上 新潮文庫 ト 1-9/ドストエフスキー
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カラマーゾフの兄弟〈中〉 (新潮文庫)/ドストエフスキー
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カラマーゾフの兄弟 下  新潮文庫 ト 1-11/ドストエフスキー
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Amazonランキングでいうと、上巻4901位、中巻2223位 下巻2092位 です。


上巻が一番ランキングが低いって、どうなのよ・・・


ブックオフではごくたまに見かけます。105円棚なら買いでしょう。



私は、光文社古典新訳文庫の1巻をベッドの横に積んであります。


本当は読もうと思ったのですが、なかなか進まず、寝室のインテリアの一部に同化しています。


光文社版は、文字サイズもいまどきの文庫本サイズで、訳も読みやすいのに対し、


新潮社版は、ひと昔前の文字サイズで文字が小さく行間もびっしり、訳も格調高い古語調で


かなり読みにくい。


しかし、読むなら本格的なほうで、という人もかなりいるのかもしれません。


まずはお手軽に (といっても、いまどきのベストセラーのようにとっつきやすいものではありません)


という方は光文社、


本格派ごのみ、あるいは、光文社を読破して再読、の方は新潮社、ということかもしれません。




私はアマゾンベスト500レビュアーhiraku (山形県山形市) さんの以下のレビューにはげしく同感。


5つ星のうち 4.0 あまりにも読み込みが足りない自分に反省, 2008/10/13
By hiraku (山形県山形市) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)
ついに読了。平成20年10月12日。やっとエベレストに登頂した気分。しかしながら、しがないサラリーマン生活の中で少しずつ読み進める作品ではありません。それこそ時間が有余っている学生諸君。2日くらい徹夜して一気に読み進めることをオススメする。なぜならその読み方こそ、本作品を余すことなく堪能できるからだ。切れ切れの読み方であると、全体像が掴みにくい。様々な呼び名で呼ばれる登場人物の区別が付きにくく、難解な本書は体力に任せて一気にいくべきである。明日明日40の身では体力が付いて行かない。しかし、再読しないと収まらない。内容については、再読後レビューします。(涙)

若い方是非読んでください。