思わず手にとりたくなる本
- 篠田 達明
- 徳川将軍家十五代のカルテ
こんな本を買ってきて、出品する前にまず読んでみようと、居間のテーブルの上に置いておいた。
するとオット「面白そうな本だね」と、読んでいる。
その数日後(読み終わったのにまだ本は置きっぱなし)、来客があり、「コーヒーを入れるのでお待ちくださいね」と台所に行っていると、「面白そうな本ですね」とパラパラめくっている。
これまた数日後、友人がお茶を飲みに来て、台所でお茶をいれていると「この本、ご主人の?」と彼女。「読んでみたい?」と尋ねると、「ぜひ貸して」との答え。
ということで、いったん出品を取り消してあります。戻ってきたら再出品する予定ですが、ずいぶんたくさんの人が読んだので、今度出品するときは「可」になってしまいそうですが。
もちろん内容もなかなか興味深い本なのですが、最初にぐぐっと読者をひきつけるタイトルのつけ方がお見事です。
仕事柄、何かにネーミングをしたい時がたまにあるのですが、まったくセンスのないものしか思い浮かばず、こういう方の爪の垢でも煎じて飲んでみたいです。(ああ、このブログのタイトルもそうですね…)