ちくま文庫と値札シール | ネット古書店 シロクマ堂のせどり日記 

ちくま文庫と値札シール

マルセル プルースト, Marcel Proust, 井上 究一郎
失われた時を求めて〈1 第1篇〉スワン家のほうへ

ちくま文庫です。

「可」なのに、最安値をいくつか飛び越えてのご成約でした。

ときどき最安値でないのに売れることがあります。

絵文字説とかいろいろ噂が出ているようですが、私は特に何もしていません。

というか、できないんです…



このちくま文庫のカバーと、BOの値札シールの相性が異常によろしくないです。


BOの値札シールは比較的はがれやすい糊を使用しているようで、本を傷つけることはまずないのですが、ちくま文庫のカバーだけは、剥がそうとして引っ張ったときに、カバーごとごっそり剥がれてきてしまいます。

過去に失敗例多数。

本が傷ついていましたと謝って値引きしたこともある。


今日もうまく剥がせそうになかったので、シール部分に霧吹きで水をかけてみた。

待つこと1分ほど。

シールの紙がふやけてとれてきた。

紙を剥がした後は、糊が少々残る。

残った糊は、指でこすったり、消しゴムをかけたりして除去。


おおむねきれいになったけれど、そのつもりで見ると値札の跡がうっすら。


表紙カバーに多少の汚れということで「可」出品だったので、これで我慢してもらおう・・・


BOのシールのべったり貼りついた本は、「良い」や「非常に良い」で出すのは難しいかもしれません。

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