サイン本
昨日、はじめてサイン本というものを仕入れてみました。
著者は井上光晴。表紙裏に
○○○○様
井上光晴
と毛筆のサインが。
うまいのかどうかわからないけど、書き慣れているという字。
こういうのって、どうなんでしょ。
私的には価値が全くわからないのだけれど、92円だったので売れなくてもかすり傷という判断で買ってみた。
調べてみたら、もう亡くなってずいぶんになるし、「戦後左翼文学の旗手」みたいなひとなのね。中学か高校かで教科書に取り上げられていたことがあって名前を覚えていたのでした。もう今は教科書にも載っていないと思う・・・
このような本を買い求めているあたりに、最近の不調が現れています。本がどうも、だめなのです。回転の悪い本屋のせいにしたくなります。DVDはまあまあで、昨日も最安値(=利益500円ほど)なら絶対に売れる絶版回転系DVDを一枚仕入れました。せっかくなので観てから出品しようと思い、まだ机の横に置いたままです。DVDは時間をかけて勉強すれば、売れそうなものがわかるし、丹念に調べればそのうちの何本かを見かけることもできるのですが、仕入れ値が張るため在庫滞留期間を考えると、すぐ売れそう、または、大きな利益が見込めそう、と思うもの以外は仕入れを躊躇してしまいます。
そういえば、「非常に良い」2800円で出品していたDVDが売れないでいるうちに、1500円で再販されているのを紀伊国屋で見かけてしまいました。仕入れは1380円だったはず。一回観てそれなりに満足したので、1000円位に値下げしよう。
と、とりとめなく今年最後の月が始まっていきます。