「稼ぎゼロでも野球やりたい」 | はばたけかもめ

はばたけかもめ

千葉ロッテマリーンズ応援Blog。
ものすごく素人で、
ものすごくのんびりした、
全くタメにはならないマリーンズBlog。

こうなったらとことん貫いてほしい。


41歳・堀「稼ぎゼロでも野球やりたい」…トライアウト(スポーツ報知 11/11)


昨日のトライアウトで

かなりいい感じだったと聞きました、コーイチ。


チームが日本一を決めた3日後に

同じチームのユニを着て受けるトライアウト。

受験者の中では最年長、もちろん練習もしてきてたと思うので

年齢、以外では決してみんなに負ける要素はないと思います。


仲間から刺激を受けた。

1人での練習に心が折れかかっていた時、ロッテが日本一を達成した。

「うれしい反面、自分がそこにいなかったのが寂しかった」。

自らを奮い立たせ、しっかりとこの日にピークを合わせた。


05年の優勝の時には同じようにはしゃいでビールかけをしたコーイチが

「寂しい」と、

心折れそうになった、と知ると

本当に涙が出そうになる。

流さないけどね、泣いたら悔しいから。


「辞めるのはいつでもできる」

それを後進に道を譲らない、ベテランのエゴと一言で片づけさせないコーイチ。

何より野球が好き、思った以上に軽く動く体、現役の時と同じように

きちんと飛ばす右方向、セカンド、サード、どちらもいつもどおりに捌く。


まだできる。

その動き、そのバッティング、その背中

追いたい若手に存分に追わせてあげてほしい。

コーイチがいる、それだけでどれだけの選手が

薫陶に触れられて自分の糧に出来てるか。


もうピンストライプじゃない。

昨日トライアウト見られた人、本当にラッキー。


違うユニを着ていてもコーイチはコーイチ。


野球が出来るならどんな場所でも、の気持ち

独立リーグでのプレーも視野に入れてくれてるとのこと。

それがもし実現したらこんなにすごいことはない。

あれだけの選手がこれからNPBを目指そうと

躍起になってがむしゃらに練習している場所に降り立ってくれる。

本来ならこんな夢を語ることはできない、してはいけない、と自重したいけれど

それが実現したら本当にうれしい。伏してお礼を言いたいくらい。


ただ、独立リーグで野球をすることは収入はほぼない、と考えないといけない。

コーイチにはお子さまが4人いる。

以前マリンの練習見学会でコーイチにトスバッティングしてもらってた

お兄ちゃんはもうきっと大きくなってるはず

家族の現実や将来を思うとそんなにイージーに出せるはずもない

独立リーグ入りへの答え。

わたしも無理に夢見て語るつもりもない、ただ

実現したら同じチームになる人にはこんな心強いことは

ないなぁとそれだけちょっと思ってしまった…。


「自分1人では決められないけど、野球が続けたいなら

『稼ぎがゼロになるけど、野球をやらせてくれ』となるかもしれない」。


ここまで思ってるコーイチ。

きっと家族の方はうん、というだろう。

厳しい現実もわかっていてコーイチの背中を押すだろう。

そんなお父さん…

野球が好きで好きで

まだ全然あきらめきれなくて

そしてきっと戦力になる

お父さんは一流アスリート。


どうかコーイチと、ご家族に

ホッとできるクリスマスがやってきますように。

これからもコーイチのプレーが

どこかで見られる報せが早く聞けますように。