わかっているけど・・・
光が当たる部分があれば
必ずあるのが影。
その影にも属さないほど
小さな「存在」になった人たちもいる。
名もなく、実もなく、つてもない。
ただの元NPBプレーヤー。
どうしてるかなと心配するのは
もう
それさえ届かない想いなのかな、とやるせなくなる。
だからこそ
復活を果たした人には今以上にがんばってほしい。
今も光の当たるところにいる人には
こうした人たちの分まで歯を食いしばってほしい。
この先、大好きだったピッチャーマウンドに戻る事が出来ませんが
自分の居場所であったピッチャーマウンドに立つ為に
色々な事を我慢したり犠牲にして努力した事は
今、考えると凄く良い勉強が出来たと思います。
自分の居場所を守るために払ってきた
たくさんの我慢。
たくさんの犠牲。
それは
決して「苦痛」ではなかった。
そういってもらえないと
グランドで待っているファンはたまらなく切ない・・・。
厳しい。
とても厳しい。それがプロ。
その厳しい中で見せてくれる笑顔を
これからも大切に見ていけるような自分でありたい。
何もかも、からいろんなものを教えてもらえる。
それがわたしにとっての「野球」です。