ハグ!でいっぱいの日本一! | はばたけかもめ

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千葉ロッテマリーンズ応援Blog。
ものすごく素人で、
ものすごくのんびりした、
全くタメにはならないマリーンズBlog。

舞い上がったフライはヒチョリくんのもとへ。
しっかりキャッチした彼のもとに涙をこらえきれずに駆け寄り
熱く抱きしめあったSHINJOくん。
そのあとは涙、涙で。
というか
その前の「現役最後」の打席、豪快にフルスイングしての三振のときも
もう必死で涙をこらえていたんだと思います。
幼い頃から大好き!といえる野球を楽しみ、28年。
自ら決めたこのゴールの日に向かって
ずっと笑顔で、いつも前向きに、野球を愛して愛して
そして新しい自分に出会いに行こうとしている彼の涙は
きっとフクザツで、そしてうれしいものだったに違いない。

きょうの先発はリベンジ対決。
エースの名にふさわしい素晴らしいピッチングだったケンシンくんの
たった1球だけが悔いが残る。
1-1、イーブンで迎えたセギさまの
膝元、ほんの少しだけ甘く入ったボールはこの1年声を限りに
応援し続けたファンが待つライトスタンドへ!3-1!!
そして8回。
イナバさんがダメ押しのソロ!4-1!!

ダルくんは立ち上がりから4回くらいまで不安定で
ノーアウトでランナーを背負う場面を何度も作るはらはらの立ち上がり。
それでもいきなり素晴らしい投球を始める。
ネット裏のコミーが言うには「生涯で一番いい球」をここぞというときに
投げ、最速153km/hを記録するなどMVPにも匹敵する
ピッチングでした。

試合のあと、すぐ監督の胴上げが始まるのがセオリー。
でも違ってた。
ひとりひとり、監督、コーチ、スタッフ、選手ひとりひとりが
それぞれと堅く抱き合い、涙を流して笑顔で喜びを分かち合う。
不思議だったけれど、すごく胸の暖かくなるいいシーンでした。
胴上げはガッツさんが「こんどはつーさんを」と言っていた約束どおりに
SHINJOくんが涙にぬれた胴上げ。
札幌ドームにSHINJOくん、やっと「はばたけ」ました。
続いてガッツさん。すごいです、小笠原選手。
だってこの春は世界一に輝き、そしてリーグ1位。優勝、
その上、日本一に!!多分、世界中で1人だけでは?
なんともうらやましいシーズンを送りました。もちろんそれだけの
結果を残してきたから、神様がくれたプレゼントだったのだと思います。
そのあとはこのシリーズはチャンスはなかったけれど移転前から
ずっとチームを引っ張り、支えてきたミスター日本ハム、田中幸雄さん。
大社オーナーがこの春亡くなった前オーナーの遺影を抱いての胴上げ。
ようやくヒルマン監督・・・。
こんなシーンもあるんですね。

このポストシーズンから日本ハムを応援してきました。
もちろんマリーンズファンですがハムさんファンがハムさんを応援したくなる気持ち
すごくよくわかりました。
あの満員の札幌ドーム、行ってみたかったなぁ。
見ていてとてもしびれる、そして楽しいゲームを魅せていただきました。
本当にありがとう!
パ・リーグファンとしてとても誇りに思います。
この誇りを胸に、ぜひアジアシリーズも日本代表連覇を!
本当におめでとうございました!