前回に引き続き、私のプチ覚醒体験を書いていこうと思います。
まだ読んでいない方はこちらをどうぞ
さて、真剣に真我探求を始めて2週間、どんどん気づきが深まり身体中の細胞が至福を感じるぐらいの状態になりました。
「たった、2週間でこんなに気づきが深まるとは。。やっぱりレスターさんの言った通り真剣にやれば気づきは早まるんだなあ!あと2週間でどれだけ進むんだろう…」
などと思っていました。この至福感は、日常でどんな素敵な事があったとして得られないような感覚で、例えて言うなら、幸せで爆発しそうな感覚がずーっと続いている…という感じでしょうか。
しかーーし、ここでまた「エゴ」という落とし穴が待ち構えていました。。(^_^.)
今回の至福感は前回と違いひたすら続くので、このままずっと続いてくのかなあ…、そうなれば本当に幸せだなあ…と思いました。
この頃はレスターさんの言葉通り、「自分がすべてなのだから、何も必要はない」という感覚に達していました。
自分が意識であり世界であり全てなのだから、何で他に必要なものがあるんだ?…と本当に思うんですよね~。
しかし、3週間を過ぎたころ、残念ながらこの至福感が段々と薄れてきたんです。
そうなると恐ろしいことに、「至福感覚」を逃したくないために「至福」感覚に執着が起ってくるんです!
まるで別れてしまった大好きな元彼に追いすがっていくような感覚…(^_^.)
「嫌だ~離れないで~!みたいな(実際はこういうタイプではありませんが)」
そして、ここでせっかく大人しくなっていた「エゴ」が再び登場!!
エゴは何にでも巧妙に現れるので、スピリチュアル的要素である「至福」にも登場するんですね~。
この「執着」が曲者なので、至福感覚の薄れと同時にエゴがどんどん前面に出てきます。
それとともに「恐怖感」が現れてきて、「こんなことして何になるんだ?時間の無駄じゃないか?」とか「もっと普通に生きなきゃダメでしょう?将来とか大変なことになるぞ!」みたいな思考の波が襲ってくるんですよ(^_^.)
この次々襲ってくる思考の波に溺れてしまい、その時はあれほど感じていた至福感はどこへ行ったんだ?という感じでした。
それからは真我探求に対するあの強烈な意欲も徐々に減退し、「ある程度まで認識も変わったし、もうシャバに戻ろう(仕事は一応していましたが)」と思い始めました。
とはいえ、やはりここまで来たのだからここで辞めるともったいなくない?という気持ちもありました。
そこでひたすらまた瞑想をアホみたいに2,3日やりました。
すると、至福感覚もない代わりに恐怖感もない至極「普通」な感覚になり、今もその状態で過ごしています(^_^.)
引っ張った割には大したオチのある話ではないですが、ただ、普通と言っても以前に比べたら明らかに感情の波が少なくなり、不安感などが現れてもそれがエゴの仕業だと分かっているので、それに振り回されることが少なくなりました。
不安になった時は、全体意識に戻るか「あ、自分いなかった…」と確認しています。
これが私の真我探求「1ケ月半」の体験です。
まだまだ道半ばですが、この経験を通して分かったことは、レスターさんが言うように真剣に取り組めばかなり意識が変わるという事。
そして、良く言われますが、本来すべての人が「悟り」の状態にいるのですが分厚い「エゴ」の
壁に阻まれそれに気づいていないだけって事でしょうか。
色々なセミナーや教祖様のところに言って話を聞くのは良いですが、高額すぎる料金を徴収したり、自分は教祖だ!的な感じの人は、明らかに「分離」しているので気を付けてくださいね。レスターさんが言うように「神様のふりをしたエゴ」の可能性がありますので、その点ご注意を。
本当に真我に行き着いた人は、「あなたも私も同じ」だと言うでしょう。
実際そうなので(^_^.)
ということで、まだまだ私の道は続きますが、また何かあれば参考までにこちらに書かせて頂きます。
次回からはまたレスターさんのお話に戻ります。