レスター・レベンソン対話より(セドナメソッド創始者)
我々は知的にならないようにするべきだ。
知識は、読んだ本から得られているかもしれない。
我々のほとんどは、すでに知的な知識を持っているが、いまだ覚醒していない。
我々は、自分のSelf(自己)の中に浸り、それ(覚醒)を経験し、感じることを通しての知識を望
む。
成長において有益な知識とは、我々の内面の視点や感情により達成する知識である。
熟考するにつれて、知識は我々の感情に沿っていき、我々の存在全体を統合すべきである。
そのとき、それは覚醒となり、啓示となる。
我々はどんどん知り、自分が知っていることを知っている…という状態になる。
あなたがたは、覚醒について何度も何度も聞いた事があるだろうが、覚醒とは、最初は何かを見ているような感じである。
もしそれが達成されたら、それはまるで初めて聞いたことがあるように思われるかもしれない。
それはまるで心に電球が点灯したような感じであり、そして「ああ、これか…」と言うだろう。
それは何百回も聞いた事があるようなものであるが、しかし今やそれを見て経験し、そしてそれが「覚醒」なのだ。
それは君にとって本物になるのだ。
この知覚と経験の知識は、我々に良いものをもたらす唯一の知識となる。
この知識に関するすべてを本を通して読む事が出来るが、それは助けにはならず、我々の人生を大きく変えるものではない。
我々が使った手段は知的なものだが、実現された知識は、知的なものではない。
我々は、心を使い答えにつながるよう心を向かわせる。
しかし、答えは心から来ないと気付くだろう。
それは心の背後からやってくる。それは知識の領域であり、全知の領域からやってくる。
思考を鎮め、それにより心が静まることによって、我々は知識の領域にアクセスしなければならない。
そのとき、あなたは覚醒し、達成する。
あなたは自分が知っていることを知っている状態になる。