私のプチ覚醒体験について | レスター・レヴェンソン(セドナメソッド創始者)の珠玉の言葉

レスター・レヴェンソン(セドナメソッド創始者)の珠玉の言葉

セドナメソッド創始者、レスター・レヴェンソンがセッションで話した内容で大切だと思ったポイントを訳しています。
セドナメソッドその他のメソッドを使用した、メンタルデザインコーチ/アーチストの感情を開放する方法ブログです!

こんにちは。

 

今日はレスターさんのお話をちょっとお休みし、私がレスターさんのメソッドを試した経験について書いてみたいと思います。

あまり自分のことを書くのは好きではないのですが、ちょっとした体験談…として軽い気持ちで読んで頂ければ幸いです。

 

私は昔からなぜか「悟り」や「覚醒」について非常に強く惹かれており、所謂悟りを得た…と言われる古今東西の聖者たちの本を読みあさってきました。

一つの本に満足しては次の本をまた探す…という、スピリチュアル界にはよくいる迷える子羊タイプでした。

結局本を読むだけでは悟りの境地に至ることはできないことは分かっているのですが、それでもやめられず、次の本では何か手がかりがつかめるかもしれない…という感じで、本から本へと渡り歩いていました。

 

そんな時に「セドナメソッド」という言葉を聞きました。この頃には、本を読みすぎて知識偏重になりすぎたのと、またスピリチュアルの教師という肩書でいながら高額の料金を徴収し、詐欺まがいと思えるような人達をたくさん目のあたりにしたせいで(すいません、それで大変な思いをした人をたくさん見たので)、スピリチュアルに関しては

「本物はいるだろうが、90%以上は偽物(か、その域に達していない人)だ」

というスタンスでいました。

ですので、セドナメソッド…という言葉を聞いた時には、何か知らないけどまた新たなワークか何かだろう…ぐらいにしか思いませんでした。

 

しかし、ある時セドナメソッドの創設者であるレスターさんの物語をたまたま読んで驚愕しました。

「3ケ月で悟りを得た!」

私からしたら信じられない話でした。今まで読んできた本には、悟りには長い年月がかかり今世ではほとんど悟りを得る人などいない…と書いてあったので。。(まれに瞬時に悟る人もいますがそういった人は特殊だと思いますので)

 

しかもレスターさんは、全くの唯物論者でそれまではスピリチュアルなど単なる胡散臭い頭のおかしい人達のものだと思っていたのですから。。

そこで俄然興味を持ち、レスターさんの本を洋書で入手し読んでみました。

そして分かったことは、レスターさんの方法は後に出来たセドナメソッドとは少し手法が違うこと…、そしてレスターさんが独自で行った方法は、インドのヨギが悟りを得るための方法に非常に近かったことが分かりました。

「私は誰か…」と問い続けなさい…とレスターさんの本には書いてありましたが、これはインドの有名な聖者ラマナ・マハリシが全く同じことを説いています。

 

この人の方法なら何か試せるかもしれない…と思い、ちょうど去年年末、ひたすら「私は誰か…」ということを問い続けていました。レスターさんは自分のセミナーで、24時間ひたすら「私は誰か…」に集中したらすぐに覚醒できるだろう…と話していたので。。

本当にこんなことをして意味あるのかなあ?と思いながらも、その頃は時間があったのでひたすらその言葉に集中していました。

それと同時に、自分が後悔している過去の思いや気持ちなどをひたすらクリーニングしていました。過去の後悔に向き合うのは非常に苦しく、時には嫌になりながらもクリーニングを続けましたが、特に進展もなく…。

 

そして、それを始めて3週間ほどたった時のこと、その日は朝からカフェでコーヒーを飲みながらスピリチュアル系の本を読んでいました。

そして、それを読んでいるうちに不思議と「あら?」という、今までとは全く異なった不思議な感覚が生まれたのです。自分という存在に気づいている意識に気が付いた…という感じでしょうか。

 

よく本にも書いてありますが、それはとても描写出来るものではありません。

ですが、明確に分かったのは、「あら?自分はこの身体ではない、この世界を創っている意識であり、自分が世界だったんだ!」という認識でした。本ではさんざん読んできましたが、それがなぜか実感として「分かった」んです。

え?こんな当たり前のこと?みたいな。

何でこんなことが分からなかったんだろう、神はここにいるし、天国はここにあったんだ…という…言葉にすると陳腐ですが、その時は今まで感じたことのない至福感を感じ、ひたすら涙があふれてきました。

そしてまた、世界は自分が作っていた!敵などは存在せず、勝手に敵を作り出していただけだった…という気づきに涙が止まらなくなりました。

その日を境に、なぜか身体が異常に軽くなり、歩いていてもあまり重さを感じず、座っていても身体が飛んで行ってしまうのではないか…という不思議な浮遊感覚を覚えたり、自分に気づいている意識に同調すると自分の存在感覚が消えてしまったり、また世界があまりにも美しく見えたり、そして驚いたのは、以前読んでいた聖者達の話が実感をもって良く分かるようになったのです。

今まで分かったつもりで読んでいたが、実のところ全く分かっていなかったんだなあ…というのが分かったのです。

 

この至福の経験を経て、そして今は完全に悟りました…と言えれば良いのですが、残念ながらこの感覚はだんだん消えていき、今ではまた普通のエゴの感覚に囚われてしまっています(笑)

いまだに「自分」というエゴが存在している感覚です(笑)

本当はエゴも自分も存在していないのですが…(笑)

もちろん、浮遊感も一ヶ月ほどで収まり今では自分の体重の重さをより感じる始末(笑)

 

とはいえ、自分が垣間見た気づきは覚えているので、そういった世界は本当なんだなあ…という実感はあります。

アジャシャンティさんの「あなたの世界の終り」という本にも書いてありましたが、覚醒とは一度で起こるのは稀で、徐々に深まるパターンがほとんどだと。

実際アジャシャンティさんは、最初の悟りの一瞥を目の当たりしてから、完全にエゴが消滅するまでに7年かかっています。

やはりエゴの感覚に行きつ戻りつしていたようです。

 

で、何が言いたいかというと、レスターさんの語る言葉は「覚醒」に興味ある方には非常に役に立つ可能性がある…ということです。ただし、これを真剣に続ければ…の話ですが。。

私の場合、あの経験の後は段々エゴが戻ってきてそれに焦りを覚えながら、そのまま放置してしまいました。あのまま続けていれば良かったのかなあ?…とは思いますが、今はまたリトライ状態です(まあ究極的には、本当は何もしなくてもいい…というか何もする必要がないのでしょうが)

ただし、ノンデュアリティーでは自分がいないのだから何もする必要がない、何かをしようとすればするほど自分が現れてしまい、かえって遠のいてしまう…という考えもあります。なので自分が感じるまま、自分のやり方でやってみたら良いと思います。正解というものはないので。。

 

まだまだ未熟な私の体験ですが、何かしら多少なりともお役にたてば…と思い、投稿してみました。

 

良ければ引き続き、レスターさんのお話を読んで頂けると幸いです。