ゴダールの1967年の作品
![5時から7時までのパブロ☆パブロのひとりごとブログ☆-ファイル0119.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20121120/22/sedmikrasky-citylova/47/76/j/t01160072_0116007212295267934.jpg?caw=800)
“宇宙にさまよった映画”
“鉄屑から見つかった映画”
です
まだユーロスペースが渋谷の南口にあった頃に見に行きました
パンフレットを確認したら、2002年
10年も前とか、驚きです
後半ちょっとダレますが、私としては、ジャン=ピエール・レオのヒジ落としだけでも見る価値のある映画
ある週末、車で田舎に向かう一組のブルジュワ夫婦
しかし、車は渋滞に巻き込まれたあげくカリオストロ伯に乗っ取られ、さまよい歩く夫婦は、野原でサン=ジュストに、森でエミリー・ブロンデと親指太郎に遭遇し、しまいにはゲリラ集団に捕まってしまう
まさに奇想天外
最もすごいのは、ブルジュワ妻役のミレーユ・ダルク
アラン・ドロンの恋人だった女優さんです
この、サン=ローラン風の黒のミニワンピで上品に決めていた美しい人が、どんどんどんどん汚れていく様はむしろ痛快
しまいには、炎上している自家用車に向かって
「私のエルメスのバッグが~~~~
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/ny/nyuu-nyuu/1500.gif)
これ、この映画の1番の名シーンです