今日。。。 | ~真昼の月~

~真昼の月~

日記帳?

今日はちょっと漫画なんて読んでいて色々思ってしまった。女性が精神的に成長して幸せを掴むストーリー。


思った事その①

先日知人が、以前お子さんの主治医から「お母さんが悪い」って言われたって言ってた。

うちと同じ発達障害のお子さんのお母さん。。

自分ルール激しい人だけど、人の何倍も働く人。責任感強くてすごい頑張る人。


精神科の医者なんて子どもが具合悪いとみーんな母親のせいにするんだよ!

誰かを悪者にしてそれが発病の原因だという事にしておけばいいと思ってるんじゃないかな。


私もガジの今の主治医から似たような扱い受けた。

今の主治医に変わった時「お母さんは診察室に入らないでください。話は本人から聞けば充分ですから。」って。

「病院についてこないでください。」って。

「送迎しても診察の内容を本人に聞かないでください。」って。

診察の内容を聞き出したりしないなんて、診察室に入らない場合当たり前の事なのに。


心のどこかで自分の育て方が悪くて我が子を苦しめていたんじゃないかと思っていた私はこの扱いに内心とても苦しんだ。毒親育ちだからまともに育児できているのかまるで自信なかったから。


でも知人の話しは医者がひどいと反射的に判断できた。知人はクセが強い人だけど愛情深い人でもある。


子どもが障害を持って生まれてきた事も精神科的に不調に陥った事も、母親の影響はそりゃゼロではないだろうけど、母親の影響だけが原因でもない。

90%かもしれないし、1%かもしれないし、0、1%もないかもしれない。

母親と子の関係で1番大切なのは、うまく育児が出来たかではなく、子どもが愛されていると実感しているか、自分は大切に思われていると実感しているかだと思う。


それを母親を共通の敵にして患者である子どもとのラポールの成立の道具にする医者とかサイテーだと思った。


ガジの今の主治医は4〜5年前から「お母さんからも話しを聞きたい。」とか、「お母さんにも説明したい。」とか言ってくるようになった。でも私の方が極力避けてしまう。

母親だからってハガネのように強いわけじゃないから。

ガジが望めば頑張って主治医と対話するけど。




思った事その②

うちの親ってホントに毒親だったなーという事。

日常的に暴力は当たり前にあった。体に後遺症が残るほどではなかったけど。でもこのままじゃ殺されると思った事もあった。

兄や弟との差別。私だけ労働力として酷使された。私だけ学用品とかも差別された。搾取もされた。私だけお年玉はすべて取り上げられたし、お小遣いも一旦渡されてすぐにほぼ取り上げられた。でも一旦渡したから兄や弟と同額与えられた事にされてた。姑息だよねー。父親が酔って暴れてる時母親から父親の前に差し出されたりもした。

罵詈雑言もすごかった。私に罵声を浴びせる事でストレス発散してたんだろうねえ。

でも最悪だったのは父親の浮気を疑った母親に、疑惑の相手の家に単身乗り込まされた事。中学生女子にやらせる事か?酔っ払って飲み屋で暴れてトラ箱に入れられている父親の引き取りに夜中の3時に多分5〜6キロ離れてる警察署まで自転車で単身行かされた事。これも中学生の時。

親に愛された実感も大切にしてもらった事もない。

絶縁する少し前に母親に言われた。「体が動くうちはお兄ちゃんのお世話を頑張るよ。動けなくなったらあんたのとこに行くから。お兄ちゃんに迷惑かけるわけにはいかないからあんたがお母さんの面倒みなさいよ。」なるほど兄や弟は尽くす相手、私は尽くさせる相手か。物心つく前からそうだったけど。


内観療法っていうものがあるらしいけど、愛された記憶は何も思い浮かばない。





漫画はハッピーエンドで終わった。良かった良かった。

こういう実際にありそうな話しをきっかけに色々思い出してしまう事もあるけど、思い出してしまってももう少し若かった頃より気楽。


おばさんになると若い頃ほど傷つかないような気がする。