ものは考えよう? | デートDV防止教育・DV加害者更生教育プログラム    SEDA(シーダ)のブログ

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実は私は小学校5年生まで北海道で暮らしていました。

まだ地球温暖化の影響もほとんどなかったので、、夏のプールの授業もなく、海水浴も行ったことなく、冬はスキーとスケートと雪合戦ばかりしていた、純朴な子ども時代を過ごしていました。

が、しか~し、過酷な思い出が1つあります。

 

それは、「ジンギスカン鍋」です。

昔は羊肉が安かったので、ジンギスカン鍋が頻繁に出た記憶があります。

そして不幸なことに、家族の中で私だけが羊肉が嫌いでした。(がーん!)私は、野菜しか食べられないベジタリアン?ラマダン?状態に…

その結果、今でも、羊肉だけは食べられない悲しい体質となったのです。

 

にもかかわらず、おとなになり家を出る時に、なぜか私の親はジンギスカン鍋を持たせたのです。

謎です!いやがらせだったのでしょうか?

そして、鉄鍋なので、捨てるに捨てられず数十年もの間封印されていた鍋!

 

さて、ここからが本題です。

写真はジンギスカン鍋を使用してサムギョプサル(豚肉をサンチュで巻いて食べる料理)をしたものです。

実は、私はサムギョプサルが大好きで、お店でしか食べられないと思い込んでいたのですが、な、なんとある日突然「ジンギスカン鍋が使えるじゃないか」と、天からの啓示をうけたのでした。

そして、実際に台所の奥底から発掘した?ジンギスカン鍋でサムギョプサルを作ってみました。

「旨い!旨すぎる!!」

感動でした。

そして、なぜ今まで気が付かなかったのか!私の人生の何十年も無駄に過ごした!!(ちょっと大げさ?)

ということで、「ジンギスカン鍋はジンギスカンしか作れないという思い込みで決めつけてはいけない」のだとまさに実感したのでした。

 

生きていればいろいろなことがありますよね。

「これ」しかないのではなく、「あれ」も「それ」もあるかもしれないと思える柔軟さも持ち合わせていると、意外と楽に生きられるのかもしれないな~と思う、今日この頃です。

             久美子