夫側の親戚が亡くなり

お葬式に参列した


行く道中にせちゅ夫が

「義姉2からラインがあって

お金とお供え持って行くん?」と‥


お前は法事に行くんか?

アホなのか?そりゃ自分の親の

葬儀の時から一銭も出したこと

なかったらわかるわけないか‥

もう失笑するしか出来なかった


ただでさえ、母のことでストレス

の毎日なのに

ここに来て‥気が重い


お通夜からもちろん行く

葬儀会館の駐車場に着くと夫が

「今止めてるの義姉2やで」


先に車を降りこちらを待っている

私「久しぶり〜」

何事もなかったかのように

普通に喋りかけた


相変わらずの風貌だ

その流れで親族控え室に行くも

私の横から離れない

トイレまで着いてくる始末

(学生でもあるまいし1人でいけや)


親戚の手前、私も大人だ

普通に仲がいいふりをする


もちろんお通夜の席も

通夜振る舞いの席も私の隣だ‥

左に義姉2、右にせちゅ夫

テーブルの前は親戚だ

中央に置かれた寿司桶とオードブル


だがどう見ても人数と桶が

見合ってない

もちろんここでガッツリ食べるわけも

ないのでほぼ食べたふりでいいか

と思っていた


喪主が戻って来るまで少し間が空く

親戚と軽く世間話てきな感じで待つ

私の横に座っている義姉2が

「このお寿司の花って食べれるん?」


飾り的に置いてある花だが

食べたかっら食えばええし

そもそもそんなことどうでもええがな


「どうやろなー」苦笑いしながら

答える私に

「これは食べれるんかな?」

追い討ちをかけるアホ義姉‥


そして喪主が戻り軽く挨拶をして

どうぞ食べてくださいとなった


寿司桶に付いている醤油の小袋が

少ないことに気づいていた私


すかさず小声でせちゅ夫に

「醤油ないから先に親戚の方に

渡して」

そう言ってる矢先、醤油に真っ先に

手を伸ばし自分の皿に入れた義姉2


前に座っている親戚も気づいたようで

どうぞどうぞとお互いに譲り合う

じゃ分け合いましょうと

小袋の醤油を皿に少しずつ入れた


その様子に気づいた義姉2だが

「醤油足りんかったんや」


それだけ言うと「何食べよっかな」

って‥マジで50回ったオバハンの

言動とは思えん‥


しかも巻き寿司ではなく、にぎりを

エッサホイサと自分の皿に確保

遠慮とか配慮とか知らんのやな

ある意味かわいそうな人や

心を無にして時が過ぎるのを待つ


ようやく解散となり帰り際

「明日は何時にする?」

義姉2が言ってきた

なぜか集合時間を決めてきた‥


ちなみにせちゅ夫はというと

嫌いが溢れすぎてほぼ無視状態

だがこの義姉2、うちの長女Aと

一緒で空気は読めないし

人の気持ちなんて全く読めない

見た目はオバハン中身は子供以下だ


帰りの道中、せちゅ夫にコンビニ

に寄ってもらう

もちろんビールを買うために

大好きからあげくんと共に

助手席でプシュッと


明日も義姉2に会うのかと

思えば気が重いが

とりあえず次の日のことは

流れに任せよう

そんな風に思うしかなく

そして次の日を迎えた