防犯タイムズ -2ページ目

私人逮捕系YouTuberの逮捕

「私人逮捕系YouTuber」ってなんですか?

刑事訴訟法第二百十三条では
『現行犯人は、何人(なんびと)でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる。』
としていて、現行犯人に関しては、警察官でなくても逮捕できることを示しています。
これが私人逮捕で、現職のころは常人逮捕(じょうにんたいほ)とも言っていました。
この法律は、身柄を確保することができるとしているもので、捜査権を与えているものではありません。
また、私人逮捕ができるのは、目の前で犯罪が行われている犯罪行為が明白な現行犯・準現行犯だけで、緊急性が高いことから認められています。

今回の「私人逮捕系」を名乗るものは、転売の事実がない人に「チケット転売をしている」などと言いがかりをつけ相手を追い回し「お金返して8万円俺に」
などと、義務のないことを行わせようとまでしていました。

今回の場合、彼が言っている転売の行為を私人が理解できるものだろうか?
警察官がこのようなダフ屋行為のような犯罪を現行犯で逮捕するには、内偵捜査を行い裏付けを取ったうえで逮捕しています。
チケットを渡して現金を受け取った場面を目の前にしても、知人から頼まれたチケットを購入し渡すことも考えられます。

今回の、自称「私人逮捕系YouTuber」の行った行為は、名誉棄損の他にも強要罪なども考えられます。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/834387

外出自粛だから刑事メシ

新型コロナウィルスの感染拡大防止を目的として、今進められている方策が外出自粛や事業所の休業です。
これには各方面から、また、それぞれの境遇にある人から賛否が分かれている。
私の個人的な考えでは、一時な強い我慢か長期化をある程度の我慢をするのかの選択でもあるように感じられる。
ただ、全ての人が感染の危機にあると考えた方が良いと思います。
中には、「コロナなんて!」と外出自粛を受け入れない人もいるようですが、その事が拡散につながっていることも十分考えられ身近な人や大切な人への感染が起きる可能性も出てきます。
そんな折、私は極力外出を自粛し、拡散や感染の防止に努めています。
その一つが、自炊です。
刑事のころにいろいろな料理を覚え、料理自体が好きな私にとっては苦痛ではありません。
ただ、後片付けが・・・・
今日の昼も、自宅でラーメンを作りました。
今を乗り越えることを一番に考えています。
私の刑事メシのレパートリーの一部が
カレーライス
カレー丼
もつの煮込み
牛筋の煮込み
トマトスープ
麻婆豆腐
などなど上げたらきりがないです。

今日のラーメンです。

右上に写っているのは、野菜不足を補うための青汁です。


みなさん、いろいろ工夫してこの苦境を乗り切りましょう!

緊急事態宣言

緊急事態宣言が発出(発令)されました。

個人的な意見としては、もう少し早くても良かったのではないかなと思っています。

しかし、緊急事態宣言に罰則などがあるわけではありません。

外出の自粛、店の営業休止などを引続きしていても咎められるわけではないのです。

緊急事態宣言をしてどんな効果があるのか?

コロナの行先を封じることが出来ると思っています。

封じることによって、感染の拡大を防ぐことが出来る。

そうすることによって、今のところ先が見えてこない平穏への道が見えてくる。

何か、気の長い話の様ですが、現在のところコロナが何者なのかが分かっていないことから、封じ込めの方法が必要な事であると思っています。

自分くらい・うちの会社くらいその考えが、封じ込めを妨げてしまうことも十分考えられます。

ですから、行政の指示に従って行動することを私は勧めます。

このような時でも、テレワークなどによって出来ない仕事があります。

警察や消防など指示を出すだけでできる仕事ではありません。

医療関係者ももちろんですが、このような特殊な仕事をする人に負担をかけないよう、しばらく辛抱しましょう。

そして、人の気持ちが安定しずらい今、そこに付け込んでくる犯罪があります。

慌てず、焦らずしっかりと対応していきましょう。

そんなことを家族で話し合うことも出来ますね。