おはようございます!
いつもお読みいただきありがとうございます!
日が昇るのがすっかり早くなり、気温も日中は汗ばむようになりました。
そろそろ各企業様は、熱中症対策と食中毒対策を取り始める時期ですね。
さて、夏場にかけてもう一つ、企業は特に取り組まなければいけないことがあります。
それは、風評被害です。
トラブルは夏に発生しやすくなります。
それは人間の感情や活動のしやすさ、という条件が影響するからです。
日本の場合高温多湿という環境のため、不快感と性的欲求の上昇が影響し、攻撃的な犯罪が増えます。
また飲酒によるトラブルも同様です。
それがなぜ風評被害につながるのか。
今回は暴力行為そのものとは関係ありませんが、今回報道されたすき家のスト騒動、風評被害の発生構造がわかりやすい事件でしたので、こちらを今回はひも解いていきたいと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140529-00001583-bengocom-soci
【セキュリティマネージャービュー】
概要を簡単に説明します。
千葉県で活動する労働組合が、ウェブサイト上で「すき家に対するストを決行する」、と発表し、横断幕を広げている写真も掲載。
実際には工場でアルバイト従業員が一人でスト決行。
さて、風評被害、Reputationの最も恐ろしいところは、この言葉につきます。
「火のないところに立てた煙がやがて大火事になる」
今回のすき家報道に関してひも解くと、ネット上の情報ですので、条件に差異が発生する場合がありますのでその点はご容赦を。
1、すき家で「パワーアップ店舗改装中」の店舗が増えている。背景には労働力不足との情報。
2、労働環境改善を交渉する中、28日に労働組合から要求提出、回答期限を30日とする。
3、労働組合ウェブサイトで、スト決行の告知と写真を掲載。
4、工場で勤務する従業員の中で、唯一の同組合員であるアルバイト従業員が単独でストを29日決行。
ネットでストについて告知掲載を行ったのは、提出した要求交渉の有利な材料とするためにストの用意に実際に入っていることを見せるためだったと思われます。
企業側も時々こういう手は使いますね。
その組合に所属している従業員はウェブやツイッターの情報を受けて、行動にはいったわけです。
組合としてもコメントはストを行うことに意義があったとするコメントを出さざるを得ない立場です。
これがもしもっと大きな労働組合で、多数の従業員が所属している団体であったら、企業としては大変大きな損害を被ったことでしょう。
つまり、ストを決行するかどうかはともかく、本来違う意図をもって掲載した情報が勝手な方向に動いてしまった、風評被害に発生しやすい構造そのものの実例です。
ネットで出したコメントや情報は、事実かどうかに限らず、それはやがて独り歩きし、ゾンビになり、思わぬ傷を残す、場合によっては大損害に発展することもあります。