2010年7月3日から10月11日まで、東京芸術大学美術館で
シャガール展 をやっていたので、先日見学に行ってきました。
芸大美術館 上野シャガール展
作品はフランスのポンピドーセンターのものが多く、シャガールも
フランスの画家だと思ってたのですが、
ユダヤ人で旧ロシア帝国で生まれ、フランスに渡り、アメリカへ亡命
そしてフランスへ戻るという生活をされてました。
97年間の長い生涯です。19世紀末から20世紀末までの激動の一世紀。
第一次、第二次大戦の国際情勢が大きく動くなかでの創作活動です。
ロシアでの牧歌的な農村風景からフランスでの洗練された作品、
そして立体派の影響、アメリカでは魔笛の舞台美術家としての活躍など、
実に幅広い活動です。
立体派の風景 緑色の恋人たち
シャガールの立体派の絵が多いのには、正直、驚きました。
ハッキリした色づかいで、特に優しい緑色をよくつかう画家というイメージでしたので。
立体派(キュビズム)はピカソに代表されますが、いろんな角度からみた絵のモチーフを
キャンバスに描きこんでいきます。
目がたくさんついてたり、顔と胴体が離れてたりします。
ムチャな・・・と思います。
立体派の絵をみると、わけがわからなくなることがあります。
「考えてわからないときは、感じて」って誰か言ってたのを思い出します。
いろんな物事も人によって見方や捉え方が違うことを思うと、
こういう表現方法もあるのかな・・・と思います。



