セクションクリア  アパレル業界 ② | セクションクリアのブログ

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こんにちは。



本日2回目のアパレル業界編です。



アフターサービスが殆どない紳士服メーカーですが、さらにけん引


しているのがネット通販とカタログ販売です。


いかにも細かい販売姿勢ですが、所詮は無店舗販売です。


アフターサービスに高い金額をかけるはずがありません。


ほとんどの製品がアジア製のため、アフターサービスをする資金の


余裕はありません。


この辺は、婦人服も同様です。


服のサイズがなくて困っている人は仕方がありませんが、それ以外


の方には価格以外のメリットがないメーカーばかりです。



では、価格面で喜んでいる消費者ですが、こんなに服を安く提供し


て、製造メーカーは大丈夫なのかの質問では?


答えは、問題ありません。



何故か、それは、日本独自の問屋・代理店・特約店・小売店制度に


あります。


皆さんが利用するデパートや専門店は、この分類にはいります。


通常、メーカーによって相違がありますが、販売価格の60~65掛


で各店舗に卸します。


つまり、1万円の商品ならば6000円から6500円です。


差し引きの金額で、各店舗ならび各社で運営する形となります。


ここで、疑問が生じます。


各時期にセールが始まった際、最近では、30%~50%引きの時


には、各店舗や各販売会社の皆さんが大きな損をするのではない


かと疑問になりますが、答えは、問題ありません。


一度、返品の赤伝票を切って、価格改定して黒伝票を切ります。


通常、赤・黒処理と呼ばれています。


例えば、50%引きセールを実行したい場合、メーカーは定番商品


を赤にして来年のセール品にします。


定番以外の商品を一端、赤で切り、販売価格を半分にし、黒を切


るわけですが、その際の卸す金額は、プロパー商品でなくセール


品の扱いとなり、70~75掛で各店舗・各会社に卸します。


仮に10000円の服、50%引きの5000円で提供する場合の卸金


額は、平均して3500円です。


この金額では、製造メーカーのほうが損をするのでないかの心配


がありますが、答えは問題ありません。


メーカーの原価は、もっと低コストで運営されています。


安いところで25から34での原価です。


仮に10000円の服ならば、原価は、2500円から3400円です。


このリスクを減らすため、高級服のメーカーは、展示会受注という


方式をとります。


生産量を抑えるメリットはありますが、発注する側のセンスつまり


バイヤーセンスが問われます。とくにいろんなメーカーを陳列して


いる専門店ではバイヤーの能力がすべてとなります。


自分の顧客がどんな服が好きで、この服なら買っていただけると


いった思案や新規のお客様が目を引く服をチョイスする力も必要


なのです。


この感性の凄さは、私がいろんな業界を経験した中ではピカイチ


です。


この展示会受注と反対なのが、メーカーより委託販売です。


委託販売の特徴は、品種は1品種とし、色目は数色のみ、サイズ


展開は3種程度、ハンガーのラツクで納入し、多量展示が特徴。


1季節が過ぎたら、セールに切り替えの赤黒処理。


こんな調子のファッション業界のため、どのメーカーも夜遅くまで


安い賃金で仕事しています。


安い賃金の業界ですが、妙にみんなイキイキしており、他の業界


にない魅力の業界です。



話が逸れましたが、このような原価体制の業界だけにサービスの


ジャンルを増やすならば、卸制度を無くし、今後は直営店制度しか


ないという結論になりますが、この案だと店舗契約金と莫大な設備


内装資金などの費用がかり、さらに社員も増えるといったデメリット


が増えます。


そのような理由で仕方なく、過去から続く販売体制を継続する状況


になっています。



最近の躍進するネット販売、カタログ通販や低価格の服販売をして


いるメーカーには卸はなく、仮に代行販売をネットで依頼しても売上


の10%の手数料と毎月の少額運営コストで済む体制となっている


ので、売上が上がれば上がるほど双方が儲かる形となっています。



よって、凄い勢いで躍進していますが、経済が再度活性化になれば


このような商品には、目をむけなくなる日も遠くないかもしれません。



私は、カジュアルブランドのU社の服のプロパー品は買いません。


例え、高くても他のメーカーの日本製にしています。


アフターサービスが無理ならば、大手の信頼するメーカーと製品が


良いメーカーから購入するほうが安心です。



服自体がすぐに破れる、ほつれる、外れるといった症状が発生した


時の保証制度があいまいな各服飾メーカー体制である現状を打破


する提案が、来年発売予定のお洒落なワイシャツです。


このワイシャツについての説明及びアウトラインは、明日に公開しま


す。


まだまだ、この業界は面白い事がたくさんあります。


いすれ、記載していきます。



それでは、良い週末を。