思考停止という言葉があります。
もちろん、いい意味には使われません。
会話の途中で、
「どうしてそう言うの/思うの?」
と聞かれたら、
「だって、○○さんがそう言ってるから」
自分の意見が無いですよね。
他人の意見を借りて、しかも深く考えることなくその意見を信じています。
特に○○さんが偉い人の場合は、ますます妄信の度合いが高まります。
こういうのが思考停止の典型的なパターンです。
ただ、思考停止に陥りやすいのは、どうも人間の本能からきているらしいのです。
人間の脳は、体重の2%程度しかありません。
60キログラムの人なら、1200グラムです。
しかし、脳は、身体の80%のエネルギーを使います。
ですので、脳がフルに働き続けると、エネルギーを食いつぶしてしまい、身体の安全に影響を及ぼします。
よって、防衛本能として、適当なところで、これが回答だと思って脳を安心させ、脳がそれ以上働くのを防いでいるようなのです。
とはいえ、思考の深度が深い人っていますよね。
スポーツ選手が信じられないような身体能力を発揮するのを見ることがありますが、そのためには常識を超えるような訓練を積み重ねてきたからです。
そうやって身体能力を高めてきたのです。
脳においても、同様にトレーニングの積み重ねで、能力を向上することができるはずです。
そのために、すぐにでもできることは、
「なぜそうなの?」
と考える癖を付けることですね。