GWの浮気調査 | 浮気調査探偵ブログ

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こんにちは。

最近暑くなったり寒くなったり、大雨が降ったり大風が吹いたり。天候が安定しない日が続いてますね。

天候が読めないことは探偵にとってもなかなか厄介だったりすることもあります。

 

そろそろ世間ではGWに突入です。

GWといえば僕には忘れられない調査があり、この時期になると必ず思い出す調査があります。

それはまだ僕が独立して間もない頃でした。

依頼者は30代の奥様で対象者は別居中のご主人。別居の理由は奥様に原因があると言って勝手にご主人が家を出ている状態でした。

 

依頼者は、このままでは自分に非があることになってしまう。

旦那さんが浮気をしているかどうか全くわからない。ただ自分が悪くなるぐらいなら、最後に賭けてみようという気持ちで調査を依頼しました。

浮気しているのか全くわからない状況です。その状況で、24時間体制で5日間ぶっ通しの調査です。

 

ご主人は千葉県内のある病院勤務です。しかしGWは一応休み。ただ、依頼者の情報だと研究があるので出勤をする日もあるのではないかということ。

僕は24時間5日間という過酷な調査を2人態勢で臨みました。後になって考えればかなり無謀だし、自分達の身体に鞭を打っていることもわからずに。

対象者の移動手段は車。僕らは車1台とバイク1台を用意して調査に入りました。

睡眠交代で対象者の自宅の電気が消えたあと、動きの無い時間帯にとることに。入浴は近くの24時間の健康ランド的な施設でシャワーを浴びて済ませるという悪魔的な計画です。

 

調査は初日から動きます。しかし対象が勤務先に行くだけで、帰りも真っすぐ帰宅。そして夜は12時ぐらいに寝るという生活でした。

電気が消えると急いで1人の調査員はシャワーを浴びに行き、戻ると交代でもう一人がシャワーに。そこから交代で睡眠と取り。

だいたい1日の睡眠時間は2時間程度でした。

朝6時には完璧な体制で張り込みを再開します。

2日目も同じく勤務先のみ。3日目も。

 

浮気をしているかわからない・・・。このGWの中毎日仕事に行っているようでは、もしかして本当に浮気をしていないのだろうか。僕らもそう思い始めてきました。

 

そして4日目。

 

同じでした。

 

このへんから僕らも体力がたなりキツくなってます。

眠さを通り越して朦朧としてきます。

 

ここまで来ると正直なところ、このまま何事もなく5日目が終わってほしい。そんな気持ちもチラホラ出てき始めました。

 

しかしここからが悪魔のような対象者でした。

 

5日目。

忘れもしない早朝4時。部屋の電気がつきました。

すぐにもう一人の調査員を叩き起こし、僕はバイクに跨りました。ちなみにホンダのCB400スーパーフォアでした笑

対象は4時半に自宅を出ると、下見で埼玉県の大宮に。

そこで女性を拾いました。そうなんです。浮気してたんですね。

ここから関越道に乗るとひたすら北上。

GWの関越。どこだろう・・・。

鉄板の軽井沢か?と思いながらひたすらバイクを飛ばしました。

予想通り藤岡ジャンクションから軽井沢方面に。

僕はバイクに乗りながら、「わかりやすい対象だな~」とヘルメットの下はニヤニヤしていました。

しかしここで問題が。バイクのガソリンが車のようにたくさん入りません。

そうです。ガソリンが危なくなってきました。

すぐに無線で4輪の調査員に連絡をしてそのことを報告。

軽井沢インター手前で一旦4輪に任せます。

そして給油後に再び飛ばし4輪に現在地の確認。すると軽井沢インターを通過していました。

「あ~。わかりにくい対象だなぁ・・・。」となってましたね。

結局行先は長野インター。

対象は美術館やら善光寺やら散々観光。

ちなみに旅行の調査はやばいぐらい証拠が撮れます。これでもかっていうぐらい証拠が撮れます。

これは探偵にとって笑いが止まりません。

最終的にホテルにチェックインし、そこで依頼者に報告。

数時間見て終了してほしいとのとこ。

賭けで調査を依頼したので、依頼者は僕らよりも興奮気味でした。

 

不思議と尾行中は集中しているせいか、寒さも疲れもほとんど感じません。ただただ見失わないように、そして決定的な瞬間を撮影できるように、それしか考えていません。

 

調査が終わり、さて千葉に戻ろうか、となった時、ここで初めて5日間で8時間しか寝ていなく、朝から晩までバイクに乗っていたことを思いだします。

この時ほどバイクを陸送しようかと悩んだ時はありません。

GWと言えばまだ夜は寒いです。そんな中千葉まで戻るのは本当に殺人的でした。

そして翌日。39度の熱が出ました笑

 

後にも先にもこの調査は一番きつい調査でしたw

この時期になると必ず思いだします。。

そして依頼者は元気なのだろうかと気がかりになります。

 

 

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