第19回「おしえてKさん」がユザさんのブログにアップされました
今回は、韓国に興味がある方なら絶対知りたがる⁉話題です
韓国男性の「兵役」について語ります
個人的な経験を基にした答えなので、一般化するのはよくないと思います
どの部隊にいたのか、いつ兵役を果たしたのかによって経験がかなり異なります
私も韓国男性の一人として「兵役」という単語が出た瞬間、少しだけww頭に血が上ることを感じますね
除隊してかなり時間が経たけれども、今にもこの話題が出たら興奮してしまい、普通よりちょっと長くなりました
第19回
- 質問
「最近、BTSの兵役についてのニュースが日本でも話題となりました。
韓国男性が必ず通る道、兵役についてKさんのエピソードを教えて下さい。
辛かった事、印象に残っている事など。
ずばり一番辛かったのは何でしょうか?」
- 答え
韓国をより深く理解するためには絶対知らなきゃいけない話題ですね。
「兵役」について、説明する前にまず徵兵制について分かる必要があります。
徵兵制を国民の義務として法として決めている国が何個ありますが、国によって色々違います。
韓国の徵兵制は、韓国の国民であり成人男性だけを対象にします。他の国でも男性女性関係なく、兵役の義務がある場合もあるので、これが韓国男性にはかなり不満があるところです。
次に、韓国の徵兵制は兵士として兵役の義務を果たすだけを意味します。
つまり、他の国の軍と違って、韓国では職業軍人は兵士ではなく将校から始めて、兵役の義務を果たすために軍に入った一般の男性は兵士として、職業軍人の部下として兵役を話すようになります。
だから、兵役の義務のために軍に入った一般男性は除隊するまでずっと職業軍人の部下になります。年や職業や社会的な地位を無視してです。
すべての職業軍人が悪い人ではないですが、このような絶対的に地位を悪用できる環境の中で、まるで兵役の義務を果たすために軍に入った一般男性たちをどんどん自分の奴隷みたいに扱う将校になっていく人が少なくないです。
ほとんどの将校がそうしているから、そうではなかった人もむしろ可笑しくなるむちゃくちゃな環境ですね。
だから、兵役が終わった後、ほとんどの韓国男性は将校について凄い敵意を持っている場合も多いし、軍隊というそのものを嫌いになります。
兵士として兵役を果たすのがとても辛い理由は数えきれないほど多いですが、体表的なのが二つありますね。
一つ、部隊に配属された瞬間、何人の同級生以外にその場所にいる将校と兵士がみんな上司になります。すべてではないですが、ほとんどは命令できる立場になることです。将校の存在だけでも苦しいのに、同じ兵士同士の中でも階級があって、しようとすれば幾らでも理不尽な命令でいじめることができる環境に一人で取り残されることになります。
絶対的な地位を悪用して理不尽な命令をするのは大体将校ですが、一緒に生活するのは兵士たちなので、逃げられない場所で24時間ずっと色んな人からいじめられる可能性もある環境ですね。もちろん寝る時も含めてです。これがどれくらいのものなのか経験した人ではない限り絶対分からないと思いますね。
二つ、簡単に言うと自由がないということです。階級が下だった時は本当に簡単なものすらすべて上の人に許可を得て行動できます。階級が上がっても軍隊という特性のせいで、できないもとが数えきれないほど多いです。
何かを勉強することも許可を得てしなければならない場合もあるし、基本的に自由時間以外には許可なく他のことはできないです。社会の競争者たちが色々やって発展しているのに、自分は軍の中で時間を無駄に捨てているという恐怖は人間にとって耐えられにくいものでしょう。
最初は、トイレ行くことも許可を得らないといけないし、ご飯も食べてという命令がないと食べれません。
私の場合6か月くらいは洗濯機を使うなという上の命令があってすべての洗濯を他の人が休む自由時間にやるしかなかったエピソードもあります。
他には一つの街くらいの広さの道路に積もった雪をだった20人にほうきや木の板くらいの簡単な道具を利用してかきなさいという命令をうけたこともあります。
練兵場の雑草を道具なしに素手で抜きなさいという命令もまあまあ普通にある命令でしたね。
部隊によって環境が凄く違うので感想やエピソードは異なると思いますが、すごく悪い環境で兵役をしているということは変わらないですね。これなので、男子の兵役をなんとも思わない一分の女性がいるから韓国男子の立場では反感を持つしかないです。
兵役に関した話題は簡単に終える話題ではないので、また機会があれば続きましょう。
- ユザさんの追加コメント
Kさんのお話を聞いているだけでも、相当辛いんだろうな…というのが想像出来ました。
その辛い兵役を終えた韓国人男性達を私はたくましく思います。
上下関係が厳しく、イジメに匹敵する待遇。
私達日本人の知らない兵役の現状ですね。
貴重な体験談をありがとうございました。
- 私の追加コメント
兵役を終えて社会に出た韓国男性は、
普通の世界では絶対経験できない理不尽ないじめを耐えた人たちだと思います。
だから、ちょっとしたいじめなんかには全然心が揺れないようになりますね。
韓国男性と仕事してみた経験がある方ならご存じだと思いますが、
あり得ないくらい仕事中毒な人が多いですね。
そして、組織という生き物の特性をよく分かっています。
最悪の条件が集まっている軍隊で生存するにはどうすればいいのか切実に体得するようになるからです。
そして、行軍の時に道路で寝ることを含めて何もない環境で生きるための基本的な訓練を受けるので、もし、戦争とか災害が起きたらその環境の中で生き残るために何をすればいいのか体で覚えている人が多いと思います。
上記のように説明したら、「兵役にも得られるものが多いですね」といらっしゃるかもしれませんが、この長所は兵役が持っている短所に全然比べられないほど圧倒的に小さいものです。
実際、少ないですが病死と偽造なれ死ぬ人もいるし、障碍者になって除隊する人はかなり多いくらいです。
だから、ほぼすべての韓国男性は軍隊に入りたくないといいますね。
追伸)
軍隊と兵役に関する話題が出たので、次には「하얀 쓰레기(白いごみ)」について語る予定です
「白いごみ」とは一体何でしょうか?
興味がある方は次のPOSTをお楽しみにしてください
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