頑なにApple製品を避け続けてきたが、多少のソフトウェアは利用した事はあった。(QuickTime、Safari等)
しかし、本当にハードウェアの購入は初めてである。
PCにiTunesをインストールしたくなかったので、iPodは当然無理、iOS4まではアクティベーションが必要なので、それら搭載デバイスも避けてきた。
しかし、iPhone4S、iPod touch 4G(2011年10月以降出荷モデル)に関してはiOS5がプリインストールされ、デバイス単体でアクティベーションが可能となった。
iTunesを使わないと音楽や動画の利用が非常に不便だと聞いたが、それらを利用する事はないので(Androidで代替できる)、避ける理由も薄れた。
iPhone4Sにしなかったのは今後のiOSのアップデート内容次第で縛りがきつくなりそうだったし、維持費も切実な問題となる。
自分の利用方法を鑑みるとWiMAXがあればiPod touchが充分実用的な解となるのは明白だった。
店頭や友人のiPhone/iPad等のiOSデバイスを触った程度の知識しかないが、とりあえず丸一日iPod touchを今までのAndroidと同等の利用方法で使ってみた。
そこから見えてきた問題点が下記となる。
・バイブレーション、イルミネーションランプがないのでメール受信に気付くのが遅れる
・iOSアプリの作法と思われるが、戻るボタンが画面左上なので片手で押しにくい
・会員制サイトのIDを記憶してくれないサイトが多々ある(パスワードも保存して欲しい)
・Google Talkがアプリでなくブラウザベースなので使いにくい
・microSD端子で充電できない(所持しなくてはならないケーブルが増える)
iPod touchがゲーム機と言うのならばバイブレーションは必須の機能かと思われる。
コンソールゲーム機のコントローラの多くがバイブレーション機能を実装しているので、この程度の機能は実装して欲しかった。
まぁ後は慣れの問題で時間が解決してくれそうだ。
現状、Androidで使ってきたアプリ大半は同等のものが存在していたので情報端末としての代替は全く問題ない。
iPod touchのみでアクティベーションが行え、iCloudでバックアップも可能、PCは完全に不要。
Googleのサービスも全て利用でき、Skypeによる通話も問題なし、GPSは実装されていないがWiFiによる位置情報も割と正確。
やや日本語入力がもたついたり、画面表示の反応が遅れたりと、若干のもっさり具合を感じる事もあるのだが、元々枯れたハードウェアを好むので、それ程気にならないレベルだ。
Apple IDベースのiMessage、FaceTime、Game Center等のサービスはAndroidでは利用できないので代替しようがない。
周りにはiPhone3GS/4/4Sユーザがそれなりに多いのでiOSデバイスに傾倒しないよう気をつける必要がありそうだ。
ただあくまで幾つかの代替機の中の一つであり、今後もAndroidスマートフォンMotolora MILESTONEをメインに使っていく気持ちは変わらない。
ハードウェアキーボードと変形ギミックはなかなか手放すことができない。
最後になんとなく容姿が似ているIS06(PANTECH SIRIUS α)と並べてみた。
■アップル - iPod touch - ホワイト登場。楽しすぎるのは明らかです。
http://www.apple.com/jp/ipodtouch/
■SIRIUS α IS06 | スマートフォン | au by KDDI
http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/smartphone/is06/
ニンテンドー3DS アイスホワイト