付き合った日の夜は、K君と飲みに行く約束を
していたのでK君家の近くに送ってもらった。
私もK君も飲むのが好きなので、朝までに
なるだろうとは思っていた。
彼が、あまりにも快く送り出してくれるから
彼の気持ちまでは、頭が回らなかった。
普通に考えたら、良い気持ちなんて
しないのにね。
この日に、K君と付き合うことになる。
些細なことでも、何かあったら教えてくれと
言われていたので一応報告した。
結局、金曜の夜から月曜の朝までK君と
一緒にいた。
私の家の前まで送ってくれたK君。
彼に連絡すると迎えに来てくれるらしい。
待っている間…
彼から同時進行を申し込んできたとはいえ
“こんなんで良いのか?”
一人悶々としていた。
車に乗り付き合った話をする。
(しつこいようだが、元彼とのことで本当の
意味で、相手を信用するのが難しくなって
いました。)
好きだ好きだ言ってる彼も、最初だけなのでは
と不安に思っていた。
なので、よせばいいのにK君との性事情を
話していた。
「でも、イケなかった。」
そんな話をしたら、不機嫌になるか嫌いに
なるのかななんて、他人事のように考えて
いた。
だけど、そのどれもを見事に裏切って
「俺が充たしてあげる。全部。」
こんな返しがくると思っていなかった私は
驚きのあまり、そこから言葉を発すること
が出来なかった。
今日からは、ほとんど彼の家で過ごす
ことになる。
私を降ろして、彼は仕事に行った。