家の下に着いた彼。
結局、母にはコンビニに行くと言って出てきた。
コンビニに行くと言った手前、化粧をして
出ることは不可能だった。
初めて、仕事の合間ではなくちゃんと
会えるというのに私は、スッピンに
ラフな格好になってしまった。
朝よりはだいぶ良くなったものの
まだ、節々が痛んだ。
そんなのお構いなしに、近くの居酒屋に入った。
生ビールを頼んだ。
飲み始めると、さっきまでの痛みが嘘のように
気にならなくなる。
私が、お酒が好きなのを知っている彼に
「飲み過ぎるなよ。」
と、笑われてしまった。
「覚えていたいから少しにする。」
彼が少し、嬉しそうな顔をした気がした。
2杯目を頼んで10分・・・・
「ごめん。もう行こう。我慢できねーや。」
そう言った彼は、ちびちび飲んでいた私の分の
お酒も飲みほし会計を済ませた。
この時、彼の男の部分を見てしまった気が
してドキドキしていた。
外に出てタクシーを止めた。
ほろ酔い位にはなりたかったが、緊張のせいで
うまく酔えなかった。
遂に、ホテルに着いてしまう。
もしかして、緊張してるのは私だけなのだろうか
と軽く不安になりながらエレベーターに乗り込んだ。