みなさんこんにちは~^^

 

インスタで告知をしておりますが、林さんの手掛けるボタンダウンシャツFEM(ファーイーストマニファクチャリング)の2024年度のシーズンファブリック”CHAMBRAY”の締め切りの日が迫ってきました。10月5日が最終の締め切りとなっております。

ヘザーグレーの様な”Heather”が一番人気なのでしょうか。続いて、林さんらしい色気のあるレッドこと”Carmine”にも沢山のご予約を頂いております。この2色が強すぎて(笑)ブルーが目立たなくなっておりますね。アクアことブルーも綺麗なお色なのになぁ。こんな事態になるのも、林さんならではの色のチョイスが皆さまに響いているのでしょうね。ご質問等があればメールなどでお願いいたします。それでは今週も宜しくお願いいたします~^^

 

って事で本日は初登場となるパンツブランドのご紹介です。

 

【VALARSA】”CENGIO Strong Twill”

ニットはイタリアなんて話も良く聞くと思うのですが、実はパンツも有名で、歴史もある素敵なブランドが多く存在したりしております。でも、モノは良いけどちょっとお高いのが玉にキズ、で話が終わってしまうきらいがあるのですけど、本日は2万円台で買える素敵なイタリアンパンツブランドを見付けたのでご紹介したいと思います。それではやっていきましょう~^^

 

VALARSAと書いてバラルサと読みます。それではブランド紹介から。2018年、VALARSAはデザイナー・Busacchi Emilianoと、生産工場であるPaolo Zappon BPL社とのコラボレーションからスタートしました。 長年オートバイウェアのデザインを手掛けてきたEmilianoが、これまでの人生で影響を受けたワークウェア・ミリタリーウェア・アウトドアウェアの要素を融合し、機能的で頑丈なアイテムをイタリアで作ることに拘っています。

 

そんなこんなで初登場となるバラルサでございます。イタリアの生産背景を考えたら、インコテックスをはじめとする、上質なパンツを作るブランドが多数存在しているのも理解出来るはず。世界有数の高い紡績技術を誇り、彼らにしか出せない”色”や”風合い”または軽くて柔らかいなどの”上質さ”もしっかりと表現した糸を作り出せるのです。それらは”イタリア糸”と呼ばれ、ニットだけではなく様々なウェアの原料として使われているのです。

 

イタリアならではの”3ply”でございます。これは細い糸を3本取りにしていると言う意味があります。この手のツイル生地に使用される糸の太さは、主に20番手前後のそれなりの太さのある綿糸が使われているのですね。パンツに求められる強度としては妥当な太さとなるのでしょうか。

 

そのまま20番手の糸を使っても良いのですが、それだとモサっとしていて所謂普通の質感となります。イタリアンブランドとなるとワンランク上の質感が求められます。20番手よりも細い60番手の綿糸を3本使うことで、同じ20番手の太さとなるのですが、そうして生地にすると、1本の綿糸が細い分とても滑らかさを味わえる高密度生地となるのです。メリットはとても分かりやすく、ツルツルのならではの質感、軽量化、そして頑丈になってくれるのです。良い事だらけの3plyと覚えて下さいね(笑)

 

そんな3plyな生地は、商品名にもある”Strong Twill”と名付けられておりますね。こうして画像越しで見ているだけで、何とも言えない艶感を味わえるのです。パリッとしていて、ネガティブな皴も出来難い、昔から愛されている生地感となっております。

 

パンツの方はと言うと、ウエストにベルトが付いているので位民パンツの様相を醸し出しておりますが、実際はゆったりとしたチノパンの様なシルエットとなっております。強めのテーパードがまたまた良い感じで、緩さとの好バランスさも好評なのです。

 

流石はイタリア製。立体的に作られたパンツなのが良く分かります。このミコと呼ばれる3plyの生地ってだけでもう充分な商品価値があるように思えます。

 

ウエストはベルト式。これ楽で良いのよね。イタリアンブランドらしく、洗練されたパーツを使ったウエストベルトなのです。

 

斜めのポケットに、グリグリのパッカリング。この生地と縫製は、洗った後の風合いも楽しみなのですよ。

 

ベイカーパンツなどでお馴染みのフラップですね。

 

良いアタリが出ております。

 

ゆったりとしたワタリ部分から~

 

膝下は少しきつめのテーパードが。

 

ススにはドローコードが装備。ここを絞ってシルエットを作るのです。

 

ウエストはこんな感じ。安定しているし、スッキリで良いですな。

 

ゆったり目のシルエットですね。膝下はやり過ぎ感のないテーパード。

 

履いてみました。まずは白いロンTEEから。サイズLを履いておりますよ。

 

そのままPOSTのチャイナを羽織っております。ボリュームのある冬アウターとも良い感じ。

 

シャンブレーのシャツを使っての1枚。シャンブレーブルーとオリーブの相性はかなり良いですからね。

 

レッド系のお色も今まで通り相性良きリストに入れて下さいs。

 

シンプルなスウェットでも、抜群な存在感。

 

このご時世にイタリア製で2万円台のパンツに出会えるとは思っても居ませんでした。しかも3plyで上質な生地を使っているだなんて更に驚いてしまいますね(笑)これは是非履いていただきたい。是非チェックしてくださいね~^^

 

【VALARSA】”CENGIO Strong Twill”

・OLIVE

・サイズL./XL

・コットン100%

・イタリア製

・¥26,000

 

tanaka