みなさんこんにちは~^^

 

さてこれは一体何でしょうか?

A トリッカーズのコードバン

B クロケットのコードバン

C ジャランのコードバン

さて答えはどれでしょうか?どのブランドでもコードバンなのは胸アツですね(笑)答えは今日の更新で。

 

 

って事で本日はまたまた靴のご紹介でございます。

 

【Jaran Sriwijaya】”98651 EDWARD”

本来ならば4月の中旬にご紹介をすべきでしたが、色々な入荷が重なり1か月遅れになってしまいましたね。やっぱエドワードは良いなと見直して、2色揃えるのももう数年振りとなるのでしょうか。店頭で色々な靴をご提案していく中で気付く事も実は多かったり。ふと、僕らの基本となる外羽根のプレーントゥの靴はどれになるのだろうか、と考えた時に数々の候補の中から、それってジャランのエドワードなんじゃないの?と思う事も多いのです。その基本が最高であれば誰の文句も無いのですが、そう簡単にいかないのも革靴の面白さでもありますよね。人には好みもあるし、足の形も人それぞれでございます。日常でガンガン履く人も居れば、休日だけを楽しむ人も居ますよね。ブランド志向な方も居れば、いやいやコストも考慮して選ぶべきだし、そうした結果高くなっちゃった、なんて素敵なお客様も居たりします(笑)そんな感じに色々なお客様がいる中で、この靴は自信を持ってお勧め出来るのです。

 

エイドワードは英国靴っぽいフォルムだよね、とよく言われるモデルです。型番は98651なので、本来は”98651”でラストがエドワードになるのでしょうけど、このラストを使った靴はこのプレーントゥだけの取り扱いなので、そのままエドワードと呼んでおります。個人的にはちょっとした色気なども感じているのですが、一般的には主張し過ぎない英国靴らしい靴なんて言われておりますね。

 

程よく丸みを帯びたトゥも好きなところ。長過ぎないノーズも良いのよね。バランスの取れたラストだと感じます。

 

この靴にもちょっとしたエピソードがありますよね。エドワードグリーンから譲り受けたラストを使っている、なんて話もよく聞きます。似ているのは明らかにラスト202かな。#202は、エドワードグリーンだけではなく、全ての革靴の基本となったとまで言われるラストですね。

 

内側がストレートで外側にカーブね。これも革靴好きの方たちには聞き慣れたフレーズでしょうか。履いた瞬間に、スッと馴染んでしまうと言われる名作ラストを彷彿させるモデルなのです。

 

キメの細かいデュプイ社のカーフを使っております。ジャランの多くはフランスやイタリアの有名所のタンナーを使っているのですが、馴染みも良いですし色艶も充分に満足出来ると思います。これもジャランの魅力となりますでしょうか。

 

ストームウェルトですね。水の侵入を防いでくれる役割もありますね。

 

ヒールが高いとエレガントさを感じます。コチラはそこまで高くは無い丁度良い高さでしょうか。

 

足入れのしやすい履き口と、インソールには疲れ知らずと評判の良いラテックススポンジが全面に入っております。

 

アウトソールはこれね。ジャランと言えばのダイナイトソールでございます。この靴には合っていると思います。

 

良いですねこの感じ。ジャランの靴はこのプライス帯の靴では珍しく、アウトソールを何回か張り替えているお客様も多いのです。履きつぶすつもりで仕事用に買って履いていたら結構良くて、勿体無いから1万円出してソールを張り替えたよ、なんて話をよく聞きます。

 

と言う事で履いてみましょう。本日は僕らのサイズを注文し忘れたので、当店のインスタをやってくれているK君に登場して履いてもらいましょう。

 

まずはブラックから。磨けば光りますが、既にエエ感じの艶を感じる事が出来ますね。

 

もっと紐をキュッと絞って履きたいですね。このラストの色気を感じられると思います。

 

それでもまぁ綺麗だなぁ。

 

このラストが好きなのが分かりますでしょう?

 

後ろからもどうぞ。やっぱ良いよね。

 

聞いてないけど、きっと当店のお客様のビジカジスタイルを表現したのでしょう。ジャランの靴あるあるですが、こうしてちゃんと合わせるとかなりお高い靴に見えるのです(笑)

 

もう1色はコチラ。イタリア語だとCUOIOと書いてクオイオと読みます。革って意味だからまぁそのまんまでしょうか。これもジャランらしいお色ですね。アンティークっぽい中に色気も感じる素敵なブラウンです。

 

明るめのブラウンはこれからの季節にも良さそうですね。

 

横からも。そんなに高くない履き口ですね。甲はバランスの取れた高さなのかな。

 

コチラも後ろ姿を。日差しも良く美しいじゃありませんか。

 

こっちはきっと、ラコステを着た日常スタイルでしょうか。誰と会っても大丈夫な感じですね。

 

ちょっとした仕上げの云々とかを言い出すとキリがありませんよね。ジャランの靴は、最初は気になるちょっとした仕上げの粗い部分とかも、履いてお手入れをしていく事によって気にならなくなると思うのです。高級靴を履くお客様にはこんな話をしたりもしますが、個人的にはほぼ気にならない仕上げのレベルでございます。綺麗過ぎる靴もな、と思うスタイルもありますので何役かをこなしてくれるプレーントゥはやはり便利だし持っていたいのです。ではではサイズが揃っているうちにどうぞ。それではお店で見て下さいね~^^お待ちしております。

 

 

【Jaran Sriwijaya】”98651 EDWARD”

・2色

・サイズ5~8H

・¥34,000

 

 

tanaka