みなさんこんにちは~^^

 

本日1月3日が初日となります。

ウィンターセールでございます。最も規模の大きいセールになるのではないでしょうか。オリジナル商品を沢山取り扱っていると、どうしてもセール無しでと言う訳にはいきませんから、年に数回こうして開催しているのです。オリジナル商品は、発売後すぐに買いに来てくれる事もあり、この時期になるとサイズや色欠けが目立っているので大幅にお安くしたりしておりますが、これが好評で嬉しく思います。そうなると、他のブランドたちも気になるもので、わざわざ津田沼まで来ていただいたのに除外ばかりじゃイマイチ盛り上がりに欠けると言う事で、気が付きゃ全ブランド何かしらの対応をしております。定番物は軽いOFF率でのセール対応をしておりますが、少しのOFF率でもこれが切っ掛けとなってそのブランドを好きになったり、素晴らしさを体感出来たりするのはそれ程悪い事ではないと思うので、限度や空気を読みながらのご提案をしております。まぁ色々書きましたが、良いセールだと思うのでお時間のある人は是非見に来ていただければと思います。

 

 

って事で本日のご紹介はダルボーのセーターを。

 

【Fileuse d'Arvor】”GUETTEUR”

ダルボーらしくて個人的にも好きなセーターなのです。ベースとなるコマンドセーターは、英国海軍をはじめとした色々な国の海軍で使われておりますよね。基本的にはウール100%のモッサリとしたセーターなのですが、これがまた男っぽい雰囲気があって堪らなく好きなのです。とは言え、そのまんまのコマンドセーターだと流石に着こなしに悩んで遅刻しちゃいそうなので、程よくアレンジが加えられたモノが良いかなと思うのです。そうなるとダルボーの提案が気になるじゃありませんか。

 

コマンドセーターの多くはリブ編みになっているので、総じて体にフィットするような着こなしになります。マッチョな人はそれはそれでウェルカムなのでしょうけど、それでも過剰に男っぽ過ぎたりするので(笑)ダルボーの提案みたいな天竺編みが良さそうですね。

 

これが天竺編みです。そう、普通の編み地ね(笑)それでも、フランスで調達したウール100%の毛糸を使って編み立てたと聞けば、こんな普通の編み地でもこれはこれで良いじゃないかとテンションが上がるのです。

 

肩部分には本来であれば補強の当て布が縫い付けられているのですが、ダルボーはそれを鹿の子編みで表現をしているのですね。鹿の子編みの1種ですが、まぁこれがエエ感じの雰囲気なのです。

 

肘あても同様に補強布が貼られているのですが、それも編み地で表現しているのです。そこまで武骨なセーターじゃなくて良いでしょ?そう言われている気もしますね。

 

肩部分の逆サイドにはアンカーボタンがアクセントになっております。エポレット代わりに4連のアンカーボタンにするなんて素敵じゃありませんか。お陰で脱着も楽になりました(笑)

 

天竺編みのコマンドセーターなので裾部分はリブ編みになります。リブ編みの幅を太くする理由は、フィットさせる事で何かに引っ掛けて音を出さないように、とかシンプルに寒さ対策などが主な理由です。

 

そう聞いた後で、このジャンヌ・ダルクの紋章を見ると素直に良いなぁ~となりませんか。フランス海軍に卸していた実績を持つダルボーならではの紋章ですね。

 

大事なことなのでアップで(笑)この紋章気品があってとても好きなのです。

 

もう1個のお気に入りポイントはこの袖になりますね。フランスブランドっぽい位置に絶妙な大きさのブランドネームが付いております。

 

と言う事で着てみましょう。今シーズンは2色ご用意しております。

 

まずはネイビーですね。マリンだったかな。

 

良い色でしょ?海軍っぽいし基本となるお色ですね。

 

サイズMを着ております。天竺編みのコマンドセーターなので、少し大きめなフィッティングの方が雰囲気が出そうです。

 

ボタン部分もどうぞ。いいね~

 

濃い目のリゾルトにも気にせず合わせてください。足元はやはり黒い革靴が良いなとシャンボードをチョイスしました。

 

アーミーチノを履いてそんな雰囲気に寄せてみたり。シンプルで良いなぁこれも。足元は上品な方が良いかなと、チョコレートブラウンのスウェードの靴を。これがビルケンだなんて想像付かないですね(笑)

 

いつものノースバイのスタイルですが、パンツを恵比寿のフランネルトラウザーに。重厚感があって好きな雰囲気になりました。

 

パンツが気に入ったのでそのままウールリッチのダウンジャケットを羽織りました。高級感があってよろしいですね。靴はパラブーツの名品スウェードでございます。

 

もう1色はオリーブですね。コマンドセーターならこちらも定番カラーです。

 

深みがあって良いオリーブですね。7Gくらいかな。丁度良いボリュームですね。

 

コチラもサイズMを。程よく武骨な感じもあって中々の好印象じゃありませんか。

 

この感じ良いですね~堪らなく好きなのです。

 

濃い目のリゾルトから行きましょう。靴にはウォルシュのスニーカーを。この感じ新鮮で好きかも。

 

アーミーチノには申し分のない相性の良さを発揮してくれますね。適度に上品な味付けになってくれるので靴選びも楽しいのです。

 

ウールフランネルのトラウザーにも良い感じ。靴はパラブーツのアルルをチョイス。品のあるカジュアルになりますね。

 

羽織ったのはオリジナルのダッフルコートです。着丈も、生地の分厚さもエエ感じですね。毎シーズンこんなスタイルをやっておりますが、ニットやコートが違うだけで気分は結構変わりますね。

 

コマンドセーターの名残がエエ感じですね。このカット好きだなぁ。注目すべきは、フランス製でこの内容のウール100%のセーターでのプライスでしょうか。2万円でお釣りが出るのは兎に角素晴らしいと思います。是非お試しくださいね~今までに無い雰囲気のニットだと思います。それではお待ちしております。

 

 

【Fileuse d'Arvor】”GUETTEUR”

・2色

・サイズM、L

・ウール100%

・フランス製

・¥18,500

 

 

tanaka