パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa -53ページ目

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真

東京オリンピック、男子サッカー、

日本は銅メダル獲得なりませんでした。

無観客とはいえ少なからずの

ホームアドバンテージを考えると、

2002年の日韓ワールドカップ同様、

勿体ない結果でしかありません。

選手、スタッフの方々には、

お疲れ様でした、という気持ちと同時に、

オーバーエイジで参加した3人のためにも、

何とかメダルだけは取ってほしかった

という思いでいっぱいです。

久保建英選手が今までに見せたことがない、

感情むき出しで悔しがり、

最後のインタビューでは、

手ぶらで・・・と言葉を詰まらせましたが、

選手にとってもメダルが取れる取れないは

大変大きなものだったのではないでしょうか。

吉田麻也選手が、

応援に対する恩返しでメダルを取りたかった、

とインタビューで答えていましたが、

本人にとっての名誉や宝物というだけではなく、

それぞれのアスリートの、

それぞれの思いが凝縮されたものが

メダルという形で残るのだと思います。

メキシコのGKオチョアも

試合後に涙していたのも印象的でしたが、

メキシコだって必死だったはずです。

ワールドカップの3位決定戦とは違い、

オリンピックのそれは、

そんなメダルを懸けた

本気の攻防が見れた気がしました。

 

お金ではない、

メダルはそれだけ価値があるもので、

他人によってかじられるものではないー。

名古屋市長が、

表敬訪問をしたオリンピアンの

メダルをかじった件が物議を醸しています。

新型コロナ禍なのに、

ハラスメントだ、

アスリートにリスペクトを、

そういったものが批判の言葉として

主に使われていますが、

私はそれ以前の問題のような気がします。

この一連の動画や画像を見て、

何も女性ばかりが

不快な思いをするわけではなく、

男性が見ても単純に不快でしかありません。

前述の通り、

様々なものが凝縮した他人の大切なものに、

自分の口を付け、歯を当てるという行為は、

人としてどうか、人間としてどうかという

根本の問題のように思います。

スイーツの試食会でもあるまいし、

酒を飲んで悪ノリをしてしまった

親戚の叔父さんの行動でもない。

しかもその直後の市長のコメントは、

愛情表現だった、

金メダルは憧れだった、

迷惑をかけたのならごめんなさい、

という火に油を注ぐようなものでした。

金メダルは他人のものですし、

愛情かどうかは受け取った側が決めることで、

届かない愛情は相手を傷つけるばかりか、

遠ざけることにもなりかねない。

その上、迷惑をかけたのならごめんなさい、

ということは、

市長自身は自分のとった行動の

何が問題であったかを全く自覚していない

ということです。

その後、市やSNSでの何千件もの批判を受け、

公式な謝罪文を出しましたが、

市長という立場をわきまえない

不適切な行為だった、という言葉からも、

通常の感覚を持ち合わせている方であれば、

どこかピントがずれていると

感じたであろうと思います。

また、市やSNSで多くの批判を受けてから

公式な謝罪文を出すというスピード感のなさも、

今の政治家としては致命的ではないでしょうか。

失態を起こしても時間が解決してくれる、

問題視されてから訂正、撤回すればいい、

という考え方は、もはや昭和から

平成初期ぐらいまでのスタンスで、

インターネットやSNSが普及した現代では

通用しないでしょう。

1000歩譲って、自身が気付けないのであれば、

周囲から問題となった時点で

素早い対応を示せていれば、

やってしまったことは決して消えないにせよ、

政治家としての汚名や傷口は

もっと違うものになっていたはずです。

この政治家は

すでにそこそこ名の知れた方ですが、

自身がこれまでに政治家として得てきた

症状やトロフィーや盾を一般人に見せた時に、

無造作に口を付けられたり嚙まれたりしたら

どういう気持ちになるだろうか。

ちょっと想像すれば分かるものですが、

偉くなるとそうなってしまうのか、

元々そういう人格なのか、

いずれにせよ、

私には理解出来ません。