昨夜のサッカーワールドカップ最終予選タイ戦。
ご覧になっていらっしゃった方も多い事と思います。
データ上では出場の可能性ゼロパーセント、
崖っぷち、監督解任かなど、
それだけ初戦は大切だったという事ですが、
そんな中で迎えたアウェーでのタイ戦。
結果は2-0での勝利。
勝って良かったですが、不安も多く残る90分でした。
勝因の見方は人それぞれ色々あるかと思います。
初先発の二人がゴールを上げた、本田選手が前で頑張った、など。
私はこの試合においては、
ボランチの二人が非常に効いていたという印象を持ちました。
特に山口蛍選手。
私が一戦目で気になったのは、
攻守においてセカンドボールを狙っている選手がいない、
もしくは意識が足りない、という事。
タイ戦においてはこぼれ球や、
特に守備においてボールを奪われた後の最初のボールの出所に
何度も山口蛍選手が顔を出していました。
ボランチというポジションにおいて、
この最初の出所は狙い所で、
常に意識をおいていなければならないのですが、
山口蛍選手は90分間忠実に
この“潰し所”を狙っていたように感じました。
そしてもう一人のボランチ、長谷部選手。
ここ2試合、
ボールが入った時のプレーに精細を欠く場面が多いのですが、
ボールのない場面での行き所と抑え所のコントロールや
カバーリングで数的優位を作ったり、
ボランチとしての存在感を見せています。
二人とも経験のある選手。
何においてもそうですが、
悪い流れの局面ではこの“経験”が
大きなファクターになる事が多いですね。
この今の状況にはまってくれた二人だったように感じました。
ただ、この経験も一つの要素に過ぎません。
若さの勢い、ベテランの経験、シンデレラボーイ。
全てのバランスが揃った時、チームに勢いがもたらされます。
また1ヵ月後に試合が控えていますが、
是非また新たな流れを作っていってほしいと思います。