パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa -150ページ目

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真

“すべてのスポーツの基礎は有酸素運動”

 

53歳にして現役を続ける

サッカー三浦和良選手が

自身のコラムで以前おっしゃっていた言葉。

 

ボディビルのような特殊な競技を除いて、

スポーツと言える競技において

有酸素運動は欠かすことの出来ない

メニューの一つだと思います。

 

筋活動をするために必要なエネルギーは

筋肉の中にある

ATPという物質の分解によって生じます。

 

このATPを再合成するシステムとして

短距離ダッシュなどの

高い強度の運動にエネルギー供給する

リン酸システム、

800m走や数十秒の連続するプレーなど

やや高い強度の運動で

炭水化物を分解してエネルギーを生み出す

解糖システムは

酸素を使わずに行われるもの。

 

これらのシステムではエネルギーを

一瞬~数十秒で使い果たしてしまうので、

速やかに再合成したり

疲労から回復させるために働くのが

酸素を使って炭水化物や脂肪を分解して

エネルギーを得る有酸素システムです。

 

有酸素といってもランニングのような

長い距離をゆっくり走るといった

役割しかないわけではありません。

強高度の運動を連続して行うための

下支えとして有酸素システムは働いてくれます。

 

特に現代サッカーにおいて

強いチームと弱いチームの

フィジカル面での境界線として、

強高度の運動をどのくらい

繰り返し行うことが出来るかが

大きな差として現れます。

 

“ピッチャーにランニングは不要”

と言って一時物議を醸した

野球のダルビッシュ有投手の発言も

かつてありましたが、

野球においても例外ではありません。

 

もちろん競技によってどの程度必要かの

加減、調整は必要ですが、

ダルビッシュ有投手も有酸素運動そのものを

不要と言ったわけではないと思います。

 

例えば筋トレでも

1セットをレップ数15~20の回数で行い、

筋持久力にアプローチしたトレーニングを

行うことも可能で、

何もランニングやウォーキング、バイクだけが

有酸素運動ではありません。

 

 

“すべてのスポーツの基礎は有酸素運動”

 

リン酸システム、解糖システム、

そして有酸素システム。

この3つのシステムを三角形として捉え、

有酸素システムが一番下のベースにある。

そう考えて、

有酸素運動をそれぞれのスポーツ競技の

特性、必要度に応じて取り入れて下さい。