パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa -133ページ目

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真

海外で活躍する

とある女性トレーナーさんのツイッターの中で、

最近話題の“鬼滅の刃”という

アニメの内容についてのツイートを目にしました。

そのアニメの中で、男なら強くあれ男なら、

といったセリフがあったらしく、

現代の価値観と照らし合わせて

強い違和感を覚えた、というもの。

 

私は宮崎駿アニメを除いて

アニメには全く興味がないのですが、

よく聴くJ-WAVEでも

このアニメを推していたので、

存在は知っていますが、

どんな内容のものかはさっぱり分かりません。

ただこういった、

いわゆるジェンダーに関するコメントは、

最近のSNSの投稿でも

よく目にするようになりました。

 

生物学的な性別、セックスに対して、

ジェンダーは社会的、

文化的につくられた性別のことで、

言ってみれば制度の中で

後から生まれた幻想のようなものですが、

つまり、男らしさとか女らしさといった

固定概念を変えていこうという動きが

日本だけでなく世界各地でも起こっています。

 

私は男性ですが、普通に恋愛対象は異性で

(普通に、という言い方も不適切だろうか)、

昔ながらの固定概念と知りつつ、

男なので男らしくありたいとは思います。

ただ、他人もそうあるべきだとは

全く考えないですし、

恋愛にしても、同性愛や同性婚も、

他人に関しては

人それぞれでいいのではないかと、

考え方はフラットのつもりです。

自分においてはフラットだからこそ、

なのですが、

ジェンダーの問題についての

上述のようなコメントを多く目にしてしまうと、

誤解を恐れずに言えば、

少々面倒臭さも感じてしまう。

 

とある女性アーティストがファンからの質問で、

異性に対して求めるものは何ですか?

と聞かれる。

女性アーティストは、

異性というのはつまりここで言ってるのは

パートナーという意味ね?それは・・・、

とわざわざ訂正してから回答する。

その女性アーティストは、

女子っぽいね、

と男性に言われることにも抵抗を感じ、

女性蔑視を覚えるのだという。

女子っぽいね、

と女性に向かって言う男性の中で、

果たして何パーセントの男性が

女性を蔑視して言っているだろうか。

多分のほとんどの男性は誉め言葉として、

女子っぽいね、という言葉を

使用しているのではないだろうか。

こういったことを一つ一つ指摘されていくと、

男性も女性に対して言葉を発する時に

いろいろ考えてしまう場面が出てきてしまう。

 

今は旧態依然の固定概念から

現代の新しい概念に変わろうとする

過渡期の真っ只中であるため、

細部に一つ一つ

メスを入れていくことは必要で、

こういった地道で小さな取り組みが

未来を変えていくことに繋がる、

ということも理解は出来ます。

 

ただ、男らしさ女らしさという

旧態依然の固定概念を

他人に押し付けることが問題であるのと同時に、

現代の新しい概念を持った人たちが

古い価値観を持った人たちを

否定する権利も同じくないわけで、

要は男として、女として、ではなく、

人としてどうなのかとか、

人それぞれの個性を認め合うとか、

そういった包括的な認知の仕方が

今後はより大事になっていくのだろう

と思います。

 

それにしても、

男らしい、女らしい、という言葉が

今後古臭い言葉、

あるいはタブーとなる時代が来たとして、

フィットネス業界のキャッチコピーは

どう変化していくのだろうか。

女性らしい美ボディ美尻とか、

男性らしい胸板をとか、

そういった言葉はもう使えないという

時代が近々来るのだろうか。

私は全く困りませんが、

悩むトレーナーさんも出てくるかもしれません。