Fリーグディビジョン1で、
フウガドールすみだが
今季ホーム扱いとしては最後となる
墨田総合体育館にてボアルース長野と対戦し、
2-2の引き分けに終わった。
フウガドールの指揮を15年間取り続けてきた
須賀雄大監督の退任が
すでに発表されていますが、
勝利という形で終えて、
その後の退任セレモニーに
繋ぐことが出来ませんでした。
個人的に墨田総合体育館での
Fリーグ観戦の思い出として、
6、7年ぐらい前だったか、
確か対戦相手が湘南ベルマーレを
迎えてのフウガドールのホームゲーム。
その試合会場のあまりの緩さに、
当時大きな衝撃を受けたのを覚えています。
まるで学生の部活のような雰囲気で、
トップリーグとしての厳しさはまるで感じられず、
唖然としてしまった記憶があります。
当時知り合いにいたジャーナリストに
そのことを聞いたところ、
プロ集団の名古屋オーシャンズ以外は
日本のフットサルはそんなものだ、
ということでした。
あれから時が流れ、
日本のフットサルリーグがどう変わったのか、
正直私には分かりません。
15年間フウガドールの監督として
Fリーグを見続けてきた須賀雄大監督の眼には
その変遷がどう映っているのだろうか。
今度は日本代表の監督として、
その手腕を発揮してくれることに
期待したいと思います。
AbemaTVのFリーグ中継では、
その試合の解説者の方がハーフタイム中に、
フットサルに関する一つのテーマについて
数分間の講義を行うという時間があります。
この試合でのお題は「トランジション」。
つまり「攻守の切り替え」のことで、
スモールフィールドのフットサルでは
特に重要な要素ですが、
サッカーにおいても
すでに不可欠な戦術概念として浸透しています。
2018年のワールドカップで、
日本がベルギーに逆転を許したあのシーンも
日本にとっては攻から守への
ネガティブトランジションでしたし、
私が以前
ポルトガルのベレネンセスというクラブの
U-19のチームと関わっていた時も、
トレーニングでは
transicao(トランジサオン)という言葉が
連日頻繁に使われていました。
野球やアメフトとは違って、
攻守が一連の流れの中にあり、
それぞれを分節することの出来ない
サッカー、フットサルにおいて、
意図を持ったウェイトを除けば
攻守の切り替えのスピードが重要、
という概念は今や常識として共有されています。
特にフットサルでは得点のおよそ6割が
トランジションからなるそうですが、
現代サッカーにおいても
これに近いパーセンテージが
はじき出されるのではないでしょうか。
フウガドールを退任する須賀雄大監督の
「切り替え0秒」という言葉は、
フットサル界では名言として
知られています。
意図を持ったウェイトを除いて
切り替えの速さが重要、
というのは何もサッカーやフットサルに
限ったことではないのではないだろうか。
先日東京五輪・パラリンピック組織委員会の
会長が女性蔑視の発言をして、
世界に恥を晒してしまった。
今の時代、性差別であったり、
ジェンダー観の問題については
ちょうど過渡期の最中で、
組織のトップに立つ人間なら尚更
(本人の根底にある考え方がどうあれ)、
発言には神経を使わなければならない
事象であるはず。
長年日本の政治を
支えてきた方ではありますが、
組織を最良の方向に導くためにも、
人事の切り替えの速さが重要だと
感じているのが
世論の大半ではないでしょうか。