BESJピラティス資格更新セミナーに参加。 | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆東京浅草、ポルトガル写真

私が保有する

BESJ(Body Element System Japan)

のピラティス資格更新のため、

セミナーに参加してきました。

 

場所はアランチャの渋谷スタジオで、

テーマは「グランドムーブメント」。

 

 

講師は幸運にも、

アランチャのオーナートレーナーでもある

菅原トレーナーでした。

もう知り合って

10年以上にもなる方なので、

個人的には

どこか心の緊張を緩めた状態で

セミナーに入っていきました。

 

ピラティスの動きは

ソーやクリスクロスのような

ツイスト系の動きを除いて、

一方向の動きがほとんどです。

それが悪いということではありませんが、

実際のスポーツ競技はもちろんのこと、

日常生活の動きにおいても、

そうではない、

複合的な動作が必要な場面があります。

そういった多面的な、

マルチアングルな動きを

一つのツールとして

取り入れようということで生まれたのが

「グランドムーブメント」の背景です。

 

座学的なものから、

SNSなどでもよく見かける

シンボックスやナインティナインティ

などといった動きを含めた

実技を交えての

あっという間の2時間でした。

毎年のことながら

自分の未熟さを痛感しつつ、

菅原トレーナーの

様々な引き出しからくる知識や言葉で、

また改めて勉強と刺激を頂きました。

 

 

当然のことなのですが、

今更ながらに痛感するのは、

トレーナーという仕事は

半端にこなせるものではない、

ということ。

トレーナーとしての勉強は多岐に渡るし、

トップグループを走る

トレーナーに接すれば分かるように、

専門知識から豆知識まで

様々な引き出しを

持ち合わせていなければなりません。

その時代によって流れがあったり、

それまでの概念の変化や

進化もあるので、常に敏感に、

勉強を続ける必要があります。

セミナー中の話題にもなりましたが、

ましてこれから数年後、

どれだけ必要とされるか

分からない職業。

ライザップ全盛の頃が

成長から成熟の市場だったとすれば、

今は成熟から衰退の域にあります。

そこに新型コロナ禍がアクセルを踏み、

そのスピードを

より加速化させているような状況です。

中途半端な覚悟では、

特にフリーのトレーナーは

残っていけない、

そう改めて思わされる

時間でもありました。