19/20のポルトガルサッカーリーグは、
中島翔哉選手の所属する
FCポルトが優勝となり終幕しようとしています。
FCポルトが強かったというよりは
ライバルチームの調子が上がらなかった、
あるいは崩れてしまったために、
そこそこ安定していたポルトが
そのままトップに残ったという印象が強いです。
シーズン序盤は一部昇格組の
ファマリカオンの予想外の快進撃から始まり、
トレスグランデ
(ベンフィカ、ポルト、スポルティング)
追撃の唯一の実力クラブ、
SCブラガのスタートダッシュ失敗。
その後徐々に“想定通り”ファマリカオンが
トップ争いから脱落し、
次第にベンフィカとポルトの
優勝争いとなっていく。
ただ、終始調子が上がらなかったのが
ポルトガルトップのビッグクラブである
ベンフィカ。
私も昨年リスボンで2か月間生活した際に
ベンフィカの試合を2ゲーム観戦しましたが、
何とも強さも面白味も感じない内容でした。
トマス・タヴァレスなど、
楽しみな若手もいましたし、
セルヴィもまだまだ健在だったのですが。
来シーズンは元ベンフィカ、
スポルティングの監督で、
昨シーズンはブラジルのフラメンゴで
タイトルを獲得したポルトガルの名将、
ジョルジェ・ジェズスが
監督に就任する見通しで、
どう立て直されるのかが注目されます。
そして想定外というか、想定内というか・・・
3度の監督交代とサポーターの暴動など、
シーズンを通してバタバタ劇を演じた
トレスグランデの一角、スポルティング。
3人目のジョルジ・シラスが監督に就任する前の
最悪の危機に瀕していた頃、
DFのネトが負け試合の後に涙をこらえ、
それを咳でごまかしながら
インタビューに答えていたのを
鮮明に覚えています。
現在の監督は35歳の若さで、
世界サッカー史上3番目の高額で取引され、
今シーズン終盤に就任したルベン・アモリム。
ヨーロッパ1部では10数試合しか指揮をしていない
新人監督として注目されましたが、
彼が来シーズン、
チーム組織をさらに変革することが出来るか、
こちらも注目です。
いずれにせよ、
どんな形の優勝であれ、
FCポルトのリーグ制覇を
心から喜べない日本人ファンも
多いのではないでしょうか。
Nakajima(中島翔哉選手)の動向は
すでに日本でも報道されていますが、
真実はまだまだ我々には分かりません。
個人的には
FCポルト以外の国内ビッグクラブに移籍して
ポルトガルに残り、
FCポルトとポルトガルを見返してほしい、
今シーズンの鬱憤を晴らしてほしい、
というのが願いです。


