ベッカムのキックから感じる、背中と骨盤の可動性の重要さ。 | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆東京浅草、ポルトガル写真

新型コロナウィルス感染拡大のための

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、

まだまだコロナ前と比べると

家に時間が長く、

それに比例してパソコンスマホを

いじる時間も増加しているこの時期。

 

たとえ普段から運動をする習慣がある方でも

運動不足になりがちで、

各関節もだんだん固くなっていきます。

 

特にパソコンスマホを

長時間いじり続けることで、

猫背姿勢になり、首が前に出て、

背中の可動域も制限されていきます。

 

一般の方は腰痛や首痛、肩痛などの

痛みとなって身体のアラームを

聞くことになり、

アスリートはパフォーマンスの低下に

陥っていく。

 

普段の生活やトレーニングが再開された際に

出来るだけ良好な状態で

その時を迎えたいものです。

 

 

サッカー選手にとっても不良姿勢は

動きのしなやかさや

プレーのクオリティの低下を

招きます。

 

キック動作一つとっても、

その強さや精度を左右する重要な要素です。

 

見本として、

かつてマンチェスターユナイテッドなどで

活躍したスター選手、

デイヴィッド・ベッカム氏のキックフォーム。

 

参照「mr bundesteam」Twitter

 

彼の動作を見ていると

改めて背中と骨盤の可動性の重要さを

感じさせられます。

 

大きく振り上げられた左腕から肩甲骨、

背中の筋肉にスイッチが入り、

胸を張って背中を伸展させる。

 

そこからインパクトの瞬間に

骨盤を後傾させて

パワーをボールに伝えていく。

 

体幹の強さはもちろんのこと、

背中から骨盤の可動性が

キックの精度を上げていることは

言うまでもありません。

 

体幹は固めるだけでは不十分です。

安定性と可動性のバランスが

非常に重要になります。

 

https://ameblo.jp/secondwindworks/entry-12543421746.html

 

↑こちらは以前にご紹介したエクササイズ。

 

“腰痛予防”と題していますが、

背骨の動きのしなやかさを養うためには

最適なメニューの一つです。

 

滑らかに、

自分の感覚でコントロール出来るまで

練習してみましょう。

 

そして不良姿勢にならないために、

普段の生活習慣から

見直していくことも大切です。