ヤフーニュースで、
長い練習や罵声を伴う指導なしの
少年野球チームの記事を眼にしました。
勝利至上主義ではなく、
まずは野球を好きでいてもらうことが第一。
“好きであることが第一”というコンセプトは
私も大賛成です。
何かをやり続ける一番大切な要素は
なんといっても“好きであること”、
“やりがいを感じられること”だと思います。
それがなければ
そもそも没頭し続けることは出来ない。
逆にそれらを子供たちから奪い、
意気消沈させ、
競技を次のカテゴリーでも
続けさせることが出来ないようなコーチは
指導者として失格だと思います。
特に日本のように恵まれた国で
様々な選択肢がある環境下の中では、
厳しさ云々より
まずは好きで続けられることを優先させた方が
それぞれの分野でのレベルを上げられると
私は信じています。
ただ少年という年代を抜け、
次のカテゴリーに進むとなった時に、
“好き”というだけでは不十分なのも事実。
サッカーの三浦和良選手が
以前カンブリア宮殿に出演した際、
なんのためらいもなく
“スポーツに格差は
仕方がないんじゃないですかね”
と発言していたのを思い出します。
私も随分前になりますが、
数か月間ブラジルに
サッカー留学をした経験がありますが、
その時に地域の小さなプロクラブを
見学させてもらう機会がありました。
綺麗とはとても言えない
シャワー室やロッカールーム。
プロなのにクオリティが高いとは
決して言えないボール、雑な芝・・・。
こうした中で上のレベルに行きたいという
ハングリー精神が生まれ、
同じ思いのライバルと激しい競争をし、
チャンスを掴んだものが上に上がる。
そんな構造が長い間構築されているからこそ、
ブラジルは世界一の
サッカー王国になっています。
野球に戻せば、キューバなどの野球少年が
アメリカへ亡命する時、
銃弾をかいくぐりながら
いつ溺れるか分からない海を渡り、
それでもMLBでプレーすることを目指すという。
その理由の多くは家族のためであり、
自分のためであり。
それぞれの国の状況があるので、
ハングリー精神と一言で言っても
形はそれぞれ違うと思います。
日本は日本で、
子供たちの“好き”や“やりがい”を
優先させてあげた上で、
旧態依然の罵声や
体罰といった類の厳しさではなく、
もっと本質の部分での厳しさの中で
それぞれの競技のレベルが上がっていければ
理想的だと思います。
ちなみにポルトガル、
フットボールに関して言えば
どの分野もハイレベル。
フルコートのサッカー(フットボール)、
フットサル、
ビーチサッカー。
どれもユーロを獲ったり、
世界大会で上位に食い込んだり。
国民性は決して勤勉とは言えない、
どちらかと言えば怠惰ですし、
ハングリーという言葉もあまり当てはまらない。
なぜそんなに強いのか・・・少々疑問です。
