NBAのドラフト会議で、
八村塁選手が日本人として初めて一巡目指名を受け、
日本バスケ界に新たな歴史が刻まれました。
私の世代だとNBAで初の日本人選手といえば
田臥勇太選手。
彼が当時ナッシュやボイキンスらとしのぎを削り、
NBAのコートに初めて立った時の感動は
今でも覚えています。
私がプレーしていたのはサッカーでしたが、
アメリカのスポーツへの憧れを強く持っていたのは
田臥選手の活躍も大きな要因の一つでした。
八村塁選手に限らず、MLBの大谷翔平選手など、
若い選手が世界の舞台で活躍する機会が
近年ますます増えています。
先日、とあるテレビ番組で、
元ラグビー選手の大畑大介さんが
こんなことをおっしゃっていました。
“日本人初とか、
そういった表現を使うのは我々の世代まで。
我々の世代は
どうしても日本人は世界と比べて劣っている
というところからの目線で、
そこに挑戦することや
日本人初といったことにフォーカスしてしまう。
でも今の若い世代は
すでに子供の頃からインターネットがあって、
小さい時から世界の情報を見聞きしている。
我々の世代の方がもっとグローバルな感覚を持って、
若い世代を良い意味で勘違いさせることで
もっともっと可能性を広げることが出来る。”・・・と。
インターネットやSNSなどの普及によって、
ビジネス産業だけに限らず、
スポーツそのものにおいても様々な壁が崩れ、
ボーダレス化が進んでいる昨今。
日本人がどうとか何人だとか、
そういった上っ面の要素は
もはや何の意味もなくなっています。
古くは鎖国の時代のあった日本。
陸続きの隣国のない日本。
外国に行くことを“海外に行く”と表現する日本。
頭を柔らかくして、
価値観をひっくり返して、
視線をフラットにして、
変わらなければならないのは
一つ、二つ上の我々の世代の方なのかもしれません。
Os Belenenses, Belem, Portugal.
