Batedora de carteiras | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆東京浅草、ポルトガル写真


今日のリスボンは暑かった。


alfama


気温35度前後。


今回ポルトガルに来て、一番の暑さだったと思います。



そんな中、自分とした事が・・・


今日、人生初、スリの被害に遭い・・・かけました。



場所はポンバル広場からリベルダーデ通りを
ロシオに向かって歩いている途中。


女性一人と男性一人、おばさん一人が
座りながらタバコを吸っているところを通り過ぎた後の事。


何となく背負っていたリュックに
物が当たったような感覚があったのですが、
軽く後ろを振り返った時に
女性が道沿いにあったお店を見ていたので、
そのまま気にせずに歩いていたところ・・・


後ろから他の観光客が声をかけてきました。


“リュックが開けられてるよ。あの女をチェックした方がいい。”


見てみると、
リュックのチャックの上の部分だけ空けられていました。


女とはさっき通り過ぎた女性。


すぐに飛んで行って、
女性の持っているもの、ポーチの中身をチェックしました。


自分のかばんも確認したところ、
デジカメ、アイパッドなどの貴重品は入っており、
他の持ち物も無事でした。


“あいつら(教えてくれた観光客)の
言っている事がクレイジーなのよ!”


とその女は主張していましたが、
結局何も取れなかったので
堂々と私に対応していたのでしょう。


こういう時のために、
普段からチャックを開けてすぐのところに
物は入れないようにしているので、
それが功を奏したようですが、
まさか自分が・・・という気持ち。


そっちでした。


アメリカのように銃や凶器を出してこないような場所では、
スリや置き引きといったしょうもない軽犯罪が多発します。


今回は3人、家族だと思われますが、
家族ぐるみでこういった事をやらかしてくれる方々も
残念ながらいらっしゃいますね。


スペインやヨーロッパの各地でも
こういった事は多くあるようですので、
旅行の際はくれぐれもご注意を。


置き引きに注意を払うのはもうどこでもスタンダードですが、
スリの場合、
覚えなくかばんが空いている場合はすぐに中身を確認する事。


クレジットカードなどがなくなって
即使われたりしたら大変ですからね。


今回の自分のように、
周りの人が教えてくれるとは限りませんから。



教えてくれた方々、その後探して御礼を言いたかったのですが、
見失ってしまいました。


ここに書いても仕方ないですが、心から感謝したいです。



しかしまさか自分がスリのターゲットにされるとは・・・


あの女に“今回は残念だったね。幸運を祈ってるよ。”と、
嫌味の一言ぐらい言ってやれば良かった。


この国を離れる前に貴重な?体験が出来ました。