0トップ。 | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真


現在行われている、EURO2012。


タイミングや気持ちが合わず、あまり観れていません。


スペインが先日の試合で0トップというシフトで臨みました。


私もチョッ早の仕事で早起きし、数十分だけTV観戦しました。



0トップ。賛否両論ありそうなシステム。


試合展開をあまり観れていないので何とも分かりませんが、
個人的には面白いなあと思います。


まずどういうサッカーをするのか、したいのかがあまりにもクリアな事。

そしてそのサッカーに監督、選手が絶対の自信を持っているという事。


スペインは徹底的にショートパスを繋ぐサッカー。


大体よくある発想として、特に相手に押し込まれている時などは、

ボールを奪ったらまずはトップに当てて、
キープして時間を作り全体を押し上げる、というもの。


スペインはどんなに押し込まれていようともショートパスを繋いで、
たとえ時間がかかってもポゼッション優先で推進していく。


これはボール回しに自信がなければ出来ない事は言うまでもないけど、
何よりもチーム全体、一人一人の共通の意識、
優先順位が一致していなければ絶対に成り立たない。


ボール保持者のすぐ近くにいるフリーの味方を必ず使う。

2~3タッチアンダーでボールを離す。


単純な事かも知れないけど、
誰か一人が無理して遠いところに出そうとしたり、
ボール保持の時間が長かったりするとたちまちリズムが狂いだし、
また一人、また一人と違う優先順位でプレーを選択してしまう。


連鎖って、そういうものです。


このスペインの中に若かりし頃の中田英寿選手が一人入っていたとしたら、
前線に元イングランド代表のクラウチのような選手がいたとしたら、
あのジダンがいたとしたら・・・


チームはまた違った意識、優先順位を持つ事になる。



スペインはこういうサッカーをします、という意思が内外にはっきり示されていて、
私は面白いと感じました。



まあでもFWだろうがMFだろうが、特にスペインのようなチームは、
フェルナンド・トーレスは別として、あまり境がない感じですね。


0トップといえど、誰かがそのスペースに入っていって使う事になるわけだし。


それに4-2-3-1の3-1のところがもし全員FW出身の選手だったら、
4トップとか、超攻撃的布陣とか言われちゃうわけでしょ。



いずれにしても、本格派FWがドーンと前にいない限り、
配置的な事でどうこうというのは、もうあまり意味がないですよね。。。