リスボンは少しずつ暖かさを取り戻してきました。
今日はほとんどオフという事で、
いつもの観光ガイドの鰐部さん(注:本職サッカージャーナリスト)同行のもと、
カスカイス、ロカ岬に行ってきました。
カスカイスは、Metroのカイス・ド・ソドレ駅からの列車で、
カスカイス行きで約40分程の所にあります。
↑ビーチもあります。
禁欲生活の続く僕には、テンションの上がる光景です。
ロカ岬へは、カスカイスのショッピングセンターのバス乗り場から、
大体20分強といったところ。
すごい絶景です・・・
自分の悩みなど何の意味もないと言わんばかりの、
果てしない青が続いています。
ここはユーラシア大陸の最西端、“西の果て”です。
随分昔の小林武史さんの詩でこんなのがありましたね。
“自分の限界がどこまでかを知るために
僕は生きてるわけじゃない
だけど新しい扉を開け 海に出れば
波の彼方に ちゃんと果てを感じられる―”
早々に果てを感じて新しい道に進む人、
果てに気づかずにそこに留まる人、
果てを見て見ぬふりをして彷徨う人。
人それぞれ、色々です。
僕の事を“自由人”と言った人がいました。
世の普通と言われるレールに乗っかる事が全てだと思わない僕なので、
あながち間違ってはいないが、そんなに浅はかではない。
僕はこのポルトガルの地で、
今の自分の“果て”を確認しに来ているのかもしれません。
やり切るしかありません。