海外で納豆を手に入れることは、日本ほど容易ではありません。
10年前に比べれば、シンガポールで日本の食材をローカルのスーパーで買える種類が格段に増えました。とは言え、日本の納豆よりは種類は少なく、値段は高めです。それなら、
自分で作ろう!
と思ってネットを調べ、試行錯誤しました。その結果、安定して簡単に作れるようになったので、ご紹介します。
材 料
乾燥大豆 150g
納豆1/2パック(自家製納豆でもOK、同量)
☆計量してませんが、20食分くらいの量ができます
必要物品
圧力鍋
プラスチックの容器 / スプーン
キッチンペーパー
保温用の布(厚手のもの)
作り方
1)乾燥大豆をサッと洗い、水に浸す。一晩くらいの時間。
2)戻った大豆をザルにあけて水を切り、圧力鍋に入れる。
3)鍋に、大豆が浸るよりも多めの量の水を入れる。
4)着火し、圧がかかったら弱火にし、8分加圧、8分放置。
5)納豆液を作る。
[プラスチック容器に納豆1/2パックをプラスチックスプーン
で入れ、熱湯を大さじ1入れて混ぜる。]
6)時間になったら圧を抜き、茹で大豆をザルにあける。
7)6)を熱いまま、5)に投入。スプーンで素早く混ぜ、
キッチンペーパーを挟み、フタを軽くする。
8)炊飯器は保温の設定にし、蓋の上に7)をのせ布で覆う。
9) 24時間後に発酵完了。容器に挟んだペーパーを取り除き、
中身の匂いと粘りを確認する。
10)フタをしっかり閉めて冷蔵庫へ。翌日、食べられます。
ポイント
納豆菌の発酵をいかによくさせるか、納豆菌の特徴を知らずして、納豆づくりの成功はありません。
その1 80℃でヒートショック、菌が活性化する
その2 40℃キープで、菌が増殖する
その3 発酵には空気が必要
その4 雑菌には強くない
以上を踏まえ、作り方を自分なりに工夫しました。
その1 80℃でヒートショック、菌が活性化する
手順7)茹で立て熱々大豆を、すぐに納豆液へ入れること。
その2 40℃キープで、菌が増殖する
手順8)炊飯器のフタの上に容器を置き、保温する。
炊飯器の中身は75℃であることが多いようです。フタの上は保温の布を容器の上に被せれば、40℃をキープできます。ただし、炊飯器の中にはご飯かお湯が入っているようにしてください。空炊きしないように。我が家は保温調理器がないので、代用です。
その3 発酵には空気が必要
7)ペーパーを挟んでフタとの間に隙間ができるようにします。納豆菌が息できるように、フタはきっちり閉めないように。このペーパーは、発酵中の水分も吸収してくれます。
その4 雑菌には強くない
5)容器や混ぜるスプーンはディスポのプラスチック製を使用することで、面倒な器材の熱湯消毒をしなくて済みます。以前、熱湯消毒して器材を使用していた時、発酵後の匂いが臭いことがありました。これは発酵失敗で、雑菌が入ったことでも腐敗![]()
手間と時間をかけるので、かなりショックでした。
☆スプーンは、納豆液と大豆を混ぜた後、そのまま納豆の素に突っ込み、端の手で触った部分は隅に立て、素納豆と接触しないようにします。完成後の確認も、そのスプーンで混ぜればいいし、その後食べる時には、そのスプーンで食べたい量をすくえます。
つまり、雑菌も入らず、ネバネバが他に着かず、一石二鳥です。ただし、プラスチックなので、熱々大豆を混ぜる時は、短時間で手際よくやってください。薄いプラスチックなので、ぐにゃっとしてきます。
さいごに
あまりに手軽で、美味しく、エコなので、日本に帰っても自家製納豆を作るかもしれません。仕込みをして、24時間後
ネバネバと糸を引く様が何とも感動的!
ぜひ、お試しください。








