我が家には家の中に2台
庭に5台の監視カメラがある
カメラ設置の始まりは、子猫を飼ったこと
そして、近所で窃盗事件が多発したことだった
留守中の仔猫のために見守りカメラを設置した
設置中、娘と旦那の口論がはじまった
「私の部屋に置かないで、必要ないじゃん」
元々、猫を飼うことに大反対だった娘
「私の部屋には猫、絶対に入れないで」
旦那はその娘の部屋にカメラを設置しようとしていた
当時、旦那の本性をまだ見抜けていなかった私
「年頃の娘の部屋にカメラを置くのは可哀想だ」と、強行突破しようとした旦那をなんとか宥めた
その後、旦那が法事のため1人で帰省し
子供と私だけで台所でご飯を食べていた
どこからか、女性の声がする
「久しぶり〜‼︎みんな元気だった!?」
声の主は、叔母
声の出所は、台所に置かれていたカメラからだった
法事の後の食事会で、旦那は遠隔操作をしながら
親戚一同に我が家の台所を見せていたのだ
「やめてよ」
「別にいいじゃん。みんなあんた達に会いたがってたから」
その後、私はすぐに家中の見守りカメラの電源を引き抜き、段ボールに入れて封をした
娘が言った
これは見守りなんかじゃない
監視目的だよと‥
もちろん、その後監視カメラが見れなくなったと
喚き散らして旦那から電話がかかってきた
「もうやらないから、電源入れてよ」と
まともじゃない
わたしはその後、全てが不審になり
他にもカメラがないか、盗聴器があるんじゃないかと家中を探し回った
何度も激しく口論をした
未だに解決しないまま、今に至る
こういう人の心理とは、なんだろう
自分の見えないところで人が何をしているか
気になって仕方がないのだろうか
家族だからって何をしても許されるわけではない
最低限、守られるものがある
見られたくない🟰秘密がある
それは違う
全てを把握しなければ
監視下に置かなければ満足できないのだろか
一から十まで知らなければ
冷静でいられないなんて
哀れだ
