妙見祭は梅ヶ枝餅と天津甘栗に信濃の国?
本日は熊本県の県南で妙見祭があったので
午後から家族で見学に行きました
九州の三大祭と言われ
長崎の諏訪神社おくんち、福岡筥崎宮放生会、
と並んでのお祭りです
九州内の声としましても
何を持ってこの妙見祭が三大祭りに数えられるのか?
「唐津おくんち」が入るべきとの声もありますが
九州三大祭りが九州北部だけに
偏るのはどうかといった意見諸説も含め
現在は九州三大祭としての地位にあります。
言葉が過ぎますが
元祖も本家も受ける側の私からすれば
大した問題ではないのですわ
私の目的はこの祭りで出店されている
梅ヶ枝餅(うめがやもち)ですの
(餅の由来が菅原道真で
菅原道真の没後に墓へ供養されたときに
お供えに好物のもちを梅の枝へ刺したのが始めりとか
その梅も餅のお店も福岡県太宰府天満宮にあります)
お土産で戴くときは
水分の蒸発防止のためビニールに包まれるので
出来立ての外側パリパリ感を味わえないのです
したがって
出来上がりを戴くには
太宰府天満宮へ足を運ぶか
博多駅まで飛ぶか
祭りの出店を狙うしかないのです
生地を薄くした2枚の大福餅で餡(あん)をはさんで
焼いたようなもの
薄い餡入りおやきと言った方が適切でしょうか
梅ヶ枝餅を焼き上げる前に立ち
香ばしく焼ける餅のかほりに
恍惚の表情を浮かべる私
焼きあがる前に「ビニールには包まないで下さい」
とおばさまに懇願し
道沿いにある学校の校庭で
外側パリパリの餅を頬張りました
味噌男亭主が6個
髭と味噌男の遺伝子継承者の息子は
和菓子は嫌いなほうなのですが
これは4個もパクつきました
私は個数までは言えませんわ
ただ、言えるのは・・・
校庭の一角で恍惚に浸りながら
餅を食べていた一家が居たという事実だけです
食べるものを食べて
見るものを見たら
お土産に天津甘栗を買い込み
後は1時間間かけて自宅に帰るだけ
楽しく充実した祝日
目的を果たした私が夢心地に入ろうとしたときに
車内で突然亭主が唄いだした
曲名「信濃の国」!!!
亭主め!
どうして長野の人間だけ皆が県歌を歌えるのよ
おかげで夢心地で信州に上っちゃったじゃない
こんな女に誰がした!