長い長いプレイ時間を超えてやっとこさ、プレイし終わりました。

まぁ、正直辛いです。
一言で言って、リアルを削ってまでやる価値は有ります。
が、さすがに一気に連続してプレイすると身体に応えます。
皆さんも、家族計画プレイする時は、三時間に一度は五分程度で良いので休みましょう。

さて、早速レビューの方に。
妹+病気を生み出した山田一さんですが、やはり読みやすいですね。
文面的に、信憑性を持たせる話し方、状況の説明の仕方、そして各状況に応じた適切な語彙。
次々と読みまくれるんですが…。
はっきり言ってキリがないです。(笑

私はいつもバッド見るのが嫌なので、攻略サイトを見るのですが、最後の選択肢終わってから、エンディング見るのに二時間ぐらいかかりました。

さて、一番重要な事なのですが、このゲームのテーマは名前通り「家族」が主題なんですよね。
ていうことは、勿論家族愛に満ちあふれている、暖かい家庭が想像出来ると思いますが、そんなことは断じて有りません。
寧ろその逆です。

一度家族から捨てられた者同士が集い、相互扶助計画、つまり「家族計画」をするわけですね。

最初は、色々問題も有ったり、主人公の司も反対していたのですが、時が経つにつれ、自分が家族の愛に対して飢えていることに気が付きます。
それは、司だけではなく、他の家族も同様に…。

各キャラのルートがそれぞれもの凄く凝って作られています。
だから、その分やってみると泣けます。
別に泣かせることが目的じゃなくて、家族愛の暖かさに忘れた現代人に、それを思い出させようとしているんじゃないかと。
だから、昔を思い出して、自分がこんなヤツだったんだ…とか、「はっ、俺迷惑かけてばっかで、何も孝行してないや…」とか思い出したりして、これをプレイすると、一層流す涙に価値があると思います。

音楽も、CGも、シナリオもどれを取っても秀逸です。
音声は有りませんが、文面だけで充分泣けますよ。

もう、これ以上語る必要は無いくらい…。
というか、実際にプレイしてみないと、この暖かさの意味がわかりません。

各キャラのルート、どれを進んでも損は有りません。
全てのルートを一度クリアすることをオススメします。

どのキャラも個性的で、少し可笑しい所も有ったりしますが、翌々考えてみると、家族から捨てられた人間で、普通な人間なんていないんじゃないのか?って思えました。

寧ろその可笑しさが正しいわけだったていうことになりますよね。
傷ついて、その傷の舐め合い…青葉はそう言っていましたが、私にはそうは思えません。

そうですね、強いて言うならば、家族の支え合いってとこでしょうか。
ていうか、書きたいことが全く浮かびません。
いざ書こうとすると、どうしてもネタバレになってしまいます。

茉莉が萌えるってことだけでしょうかね…私が言えることは(笑
もうね、炉莉でも構いませんよ。
その道に進んでも構いませんよ。
だって、炉莉の可愛さに気づいたんだもん。(笑

一番プレイして欲しいキャラは「準」です。
父親の正しいこととは何か、を考えさせられます。
正しいことなんかわかりません、が、正しくないことは書いてあります。
準の優しさに誰しも涙してしまうことでしょう。
その涙は家族愛を想う気持ちの欠片です。
絆という財産の…。

この狂った社会で様々な問題が発生しているでしょう。
児童虐待、麻薬密売、青少年犯罪、児童拒食症…。
数え切れないほど、現代の子供達は深い傷を負っています。

もうその道に進めば、後戻り出来ないことは、子供達は承知でやってます。(青少年犯罪)
もちろん、モラルの無い大人達の責任。
自分の子供を幼い頃から、保育所に任せっきりで、親の愛情を感じていない子供。
全ては親の責任、いえ、社会全体の責任でしょう。
そういう環境が子供達を非行化させているのでしょうね。

っと少し話題がズレましたか…。
まぁ、私から言えるとすれば

「最近の若いもんは…」

というより、まず先に、私たち大人に何か出来ることはないのでしょうか。
一番大切なのは、何よりも家族ってことですね。

迷惑かけても許される、気遣ってやれるのも許される、自分の愚痴を聞いてやれるのは家族。

いつも相談に乗ってくれるのは、親…でしょう。
しかし、現代は違います。
友達、でしょうか。

しかし、友達のいない子はどうでしょうか。
自分の気持ちをぶつける先も見つからず、知らず、わからず、非行化してしまうのは、当然のことでしょう。

非行化する青年は、ほとんど元々が親嫌いだったんです。
理由は各家庭それぞれ事情があると思いますが…。

いえ、この表現は適切ではありませんね。
どんな子供でも、裏切られても、絶対に親を信じているのです。
例え、どんなに虐待されようとも、少しの何かの可能性を信じて。
だから、好きだった、でもその期待に親は応えてくれず、嫌いになった、というべきでしょうか。

って思いっきり話題反れちゃいましたね。
でも、私がこの作品からつかみ取ったものは、こんな感じです。
皆さんも、死ぬこと以外のことで涙を流してみませんか?