パソゲーのAIRをレビューしたいと思います。先に言っておきますが、激しくネタバレを含みますので、まだプレイしていない方は、見ない方が・・・。
因みに言っておきますが、このゲームには全年齢対象版もあります。(一応ね、一応・・・

シナリオの方なのですが、超が付くほど難解なものです。
それは、シナリオが長いのが一つ、もう一つはAIRには隠された真実が有ったからです。
その隠された真実は、気づかないと本当のAIRの意味を知ることは、不可能です。

私的に解説しますと、1000th summerとありますが、千回目の夏です(だから何
AIRにはDream Summer AIR 編と三編に渡って、物語が繋がっているように見えるのですが、本当はそうじゃないのです。
Dream編は、往人じゃない往人と、観鈴じゃない観鈴の物語です。
どういう意味かというと、輪廻転生って言葉知っていますよね。
簡単に言うと、そんな感じです。

元々往人の血筋は、法術を使う一族です。そして、夢を語り継いでいく一族でもあるのです。
自分の叶えられなかった夢を次の世代に託す、これが続いて1000回目の夏があったのです。
つまり、Dream AIR編で語られたバッドエンドは999回目以前のことの、繰り返し。
そして、Trueエンドで語られた物語は、千回目の夏の始まりだったのです。

母から伝えられた人形に込められた、本当の意味はそこにあったのです。
母の母、そのまたの母が叶えられなかったことを、子から子へと伝えていったのです。(つまりこれが夢を語り継ぐということ)

そして、その前の過去の事実は、全て輪廻転生によって起きていたことなのです。
Summer編をプレイしたら、何故そういうことになったのかは、わかります。

このゲームでは、そういうことを「呪い」という言葉として、扱っています。が、その呪いは、自分たちが幸せに出来る、そういう呪いなのです。

往人の前の往人(生まれ変わる前の往人、往人の名前じゃないし、姿形も違います)は、必ず観鈴の前の観鈴に会っているのです。そういう呪いなのですからね。

観鈴は必ず大人になれずに、夢を見終わった朝には必ず死ぬ、そういう運命というものが付いているのです。それを救うことが出来るのは往人だけなのです。
そして、幾つものリレーを乗り越えて、AIR編エンディングでは、観鈴はゴールをするのです。
「最後には、幸せな記憶を…」
この言葉の意味、つまり、この呪いを幸せなモノに変えられた、往人によって、空にいる女の子は解放された、ということだと私は思います。

と、長々と感想を書いたのですが、これは実際にAIRを最後までプレイしてないと、わかりません。

私自身あるレビューサイトを見て、それで内容を理解して、今レビューしているのですから…。

シナリオはものすごく、泣けます。
でも、謎が残って、心から感動出来なかった人が多いでしょう。
私は、AIRについて考えまくり、その結果がこれです。
あくまでも、私的感想です。
本当の、正解の意味は私にはまだわかりません。
でも、感動して良かった。流す涙は悲しい涙です。
決して暖かいものでは、無いです。
幼くてまだ小さい観鈴は、ものすごく残酷な運命を背負っていると、プレイしている時にわかります。
だから、泣けます。

宿命というものでしょうか。


本当の自分が空にいると、あなたはどう思いますか?
地上にいることなんて、全部ちっぽけに見えて、すごく優しい気持ちになれると思いますか?
このゲームを通して、命の尊さ、貴さ、大切さ、全て必要なものをわかって欲しい。私はそう思う。(キャラ変わってるし

私は、なかなか心から感動できることは無かったのですが、このゲームをして、涙を流して、意味を考えると、勿体ない気がしました。

もっと早くこの作品に出会っておけば、良かった。
後悔もありますが、この作品もアニメになり、放映されているのです。
アニメ版も、きっと泣けるでしょう・・・。