the long nights of autumn part.3 ♪ | Get Up And Go !

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Pop LiFe Pop FiLe #55

"秋の夜長に静かに聴く"
昨年もやったバラード3選。 今年は part 3 ということになります。そしてやっぱり女性ボーカルでしょ。
ということで . . .

KIMIKO IOTH / Miracles Of Loving (1990)
昨年も選んだ伊藤君子さんの曲。もう30年近く前にライブに行って以来、ずっと好きなのです。

昨年の記事からの抜粋ですが . . .
伊藤君子さんは、1982年にジャズ歌手としてアルバム『BIRDLAND』でデビュー。日米同時発売となった'89年のアルバム『FOLLOW ME』はアメリカでチャートイン。'97年にはスイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演するなど、日本を代表するジャズシンガーと言ってもよい人です。現在もライヴ活動を続けています。

今回の曲「Miracles Of Loving」は、1990年のアルバム「ナチュラル・ウーマン」収録の曲です。 カリというワールド・ミュージック系アーティストがオリジナル。 原曲は検索しても出てこないので、どういったアレンジで演奏されていたのかはわかりませんが、伊藤君子さんはしっとりとしたアレンジで歌い上げています。これが素晴らしいい!

80年代末ぐらいから、日本でもワールド・ミュージックというジャンルが注目され始め、90年代になると都内の輸入盤店ではコーナーとして設置されるようになります。この曲が選ばれたのにはそういった時代背景もあるのかもしれません。





MANHATTAN TRANSFER / It's Gonna Take A Miracle (1995)
マンハッタン・トランスファーは、1969年に結成された男女各2人、4人編成のジャズ・コーラス・グループです。ジャズといっても楽曲に親しみやすさがあって日本でも人気がありました。

90年代にジャズ売り場のスタッフとして働いていた時代があるのですが、その時関わったアルバム『Tonin'』が、個人的には最も思いで深いアルバムです。マンハッタン・トランスファーはジャズ売り場の商品として展開されていたんですね。

『カバーズ』という放題のついたこのアルバムは、ポピュラー・ソングのカバーで構成されたアルバムです。それゆえ非常に聴きやすく、店内チャートでも上位に食い込むヒットとなったのを思い出します。

アルバムに収録された「It's Gonna Take A Miracle」は、1965年にガールズ・グループ、ロイヤレッツがヒットさせたR&Bナンバー。ローラ・ニーロによるカバーもよく知られています。マンハッタン・トランスファーによるバージョンには、ゲスト・ボーカルとしてベッド・ミドラーが参加しています。





EURYTHMICS / Miracle Of Love (1986)
ユーリズミックス、1986年のヒット曲です。アルバム『Revenge』に収録。アメリカではシングルとしてリリースされていませんが、日本ではヒットしています。地味な曲ながら、ドラマティックな曲調がじわじわと迫ってきて感動を生み出しています。大好きな曲です。

”愛の奇跡、それはあなたの痛みを取り去ってくれる” と歌うこの曲のMVには、戦争の場面が挿入されています。右だ左だと騒がしい昨今ですが、愛がなければね






Miracle 奇跡。 三流売文家が好んで使いそうな言葉ですが、魅力ある言葉であることは確かです。想像力が働き、創造性が湧いてくる言葉です。ポピュラー・ソングでも多用されています。メロディやサウンドによる演出で、生み出された感動はより大きなものとなるような気がします。良質な音楽は漢方薬のようなもの。長い目で見れば、音楽は世の中を良い方向に導く力となるのではないか。
夢想家でしょうかね


過去記事 ↓
the long nights of autumn part.1
the long nights of autumn part.2