あなたの髪形のこだわり教えて!
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今日はヘアカットの日だそうです。 なぜそうなったかについては、長くなるので省略します。
みなさん、慎太郎カット、あるいは慎太郎刈りといわれ、50年代から60年代にかけて流行った髪形をご存知でしょうか。 いわゆるスポーツ刈りで、前髪のやや長い髪形です。 石原慎太郎氏が小説 『太陽の季節』 で芥川賞を受賞し、ブームとなった時のヘアスタイルだそうです。
僕が生まれる前に流行った髪形ですが、実は小学5年生ぐらいまでその髪形風にさせられていました。 させられていたと言うのは母親のこだわりからです。
僕の母は独身時代に理容院、平たく言うと床屋さんに勤めていたらしく、その技能を生かして、と言うか床屋代節約の為、 子供の頃は母親が髪の毛を切っていたんですね。で、母親は石原慎太郎・裕次郎のイケメン兄弟のファンであったという。 とくに裕次郎の大ファンで、熱心に映画館に通っていたようです。 東京育ちの母親はモダンだったんですね。 そんなわけで慎太郎カット。

ですが母親の技術が未熟であった為か、あるいは自分流にアレンジしてしまった為か、子供の頃の写真をみるとカッコ悪い髪形なんですよね。 どう見ても昭和の鼻タレ・くそガキにぴったりの髪形。 母は途中から自分で切るのが面倒になり、床屋さんで切るようになったのですが、その際も店主に慎太郎刈りを指示しました。 ですが今振り返って見るとやっぱり昭和のくそガキ・ヘアー。
小学何年の頃だったか、クラスで 「車 周作」 とあだ名されたこともあります。 車 周作って、テレビドラマ 「柔道一直線」 に出てきた柔道の鬼です。 世捨て人みたいにバラックで暮らしているその達人の必殺技は地獄車。 いつもおっかねぇ オッサンなんだ、これが! すいませんこれは余談。

小学生であろうと、クラスの中で自分のポジションを確立するため毎日が必死なわけで、「車 周作」 のイメージを払拭するのにけっこうエネルギーを費やしたんですよ。 まったく変なあだ名つけやがってさ。
僕は小学校6年生ぐらいになると急に色気づき、あの髪形は断固拒否することとなりました。
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今日の一曲
ヘアカット100。1980年に、ニック・ヘイワードを中心にしてイギリスで結成されたバンドです。 80年代初頭、少しだけ流行りました。当時はアイドルグループのよう見ていましたが、今聴くと音楽的には実力派であったことが分かります。
ファンカラティーナという、ラテンにファンクの要素の入ったハイブリッド・ミュージックです。 ニューウェイヴのひとつとも言えるし、ギター・ポップという括り方でも語られたりします。様々な要素をポップ・ミュージックとして上手くまとめていて、このあたりにはセンスの良さを感じます。
「今日の一曲」 っていいね。これ。
また使うかな!(^_^)
HAIRCUT 100 / Favourite Shirts (Boy Meets Girl) (1981)
「好き好きシャーツ」 という、恥ずかしい邦題が付いています。